「あなたが自信を取り戻し
自分らしさを思い出す」をサポート
心理カウンセラーの市原あきよです。
「幸せな家族」
そこに向かっていくために
夫婦それぞれの役割を
助け合いながらこなしていく
これはとても大切ですよね。
ただ、日々の生活は
マニュアル通りにはいかない事ばかり
特に子どもが生まれたりすると
大人の考えや気持ちを優先できることは
極端に少なくなって
それぞれの役割が
こなせないことが多くなっていく。
そこから
夫婦の関係性が
ギクシャクし始めるなんてことも。
今の日本。
どうしてもまだ
「家事・子育ては女性の役割」
という意識は
なかなか根強くて…
そうすると
夫も妻も
その意識から生まれた
「偏った思い込み」が自分を
縛っていて
夫婦の関係性悪化の
一因になっている可能性が
大いにある。
たとえば夫婦で決めたルールが
ちょっと守れなかっただけで
夫からこんなことを言われたら…？
「ほら！いつも言ってるのに！
『こういう時はこうしてね』
と具体的にルールを決めてるよね
（※実はこのルール、
夫の一方的なものだったりもするけど…）
何でキミは言われたことが出来ないの？
これじゃ、『幸せな家族』なんて
なれるわけないよ」
※この夫の思い込みは
「妻だったら、母親だったら
家事も子育ても全て女性が担うべき」
そして、夫からそう言われてしまった
妻の反応は
「ごめんなさい。気をつけるわ…」
※この妻の思い込みもまた
「妻だったら、母親だったら
家事も子育ても全て女性が担うべき」
そんな時の妻の思いは…
「夫は、私が
『よい妻』になれるように
『よい母親』として役割が果たせるように
いろいろ考えて細かくルールを
作ってくれている。
それなのに、
私は完璧にそれをこなせない。
夫の期待に応えたくて
幸せな家庭を作りたくて
私なりに一生懸命努力するけど
どうしてもできない。
私は記憶力が悪いんだろうか？
そもそも自分は
ダメな人間なんだろうか？」
こんなことを考えちゃう。
「妻だったら、母親だったら
家事も子育ても全て女性が担うべき」
という妻の偏った思い込みが
自分で自分を苦しめちゃってるよね…
辛いよ…
役割を完璧にこなせない私（妻）
⬇
夫に怒られる（と常に思ってしまう…）
⬇
「自分ってダメだ…怒られて当然だよね…」
と自分を責めて萎縮する
⬇
もう怒られたくない
もっともっと努力しよう
⬇
でも完璧なんて無理
（※そもそも女性の役割の負荷が
大きすぎるんだもの…）
⬇
夫に怒られる…怖い
ますます萎縮する
このサイクルを
毎日繰り返しているうちに
妻は自信がどんどんなくなっていく。
妻の笑顔が消えていく…
「幸せな家族」って何なんだろう？
私、昔はもっと笑っていたよね…
どうしてこんなに苦しいんだろう？
こんな気持ちで過ごす毎日は
自分を責めてばかりで辛いよね…
でも
ちょっと待って。
そもそも夫婦って
お互いを思いやって
助け合うのが大前提だよね。
夫婦に限らず
人と人がチームとして動くのならば
お互いの苦手を
カバーし合いながら
目標に向かっていくのが
あるべきチームの姿だよね。
夫婦で決めたルールが
上手くこなせず
苦しんでいる妻
その妻に
「なぜ出来ない」とダメ出しするだけじゃ
チームは機能していかない
夫はあなたの気持ちをわかってくれている？
あなたの苦しみを一緒にどうにかしようと
気持ちに寄り添ってくれている？
もしかして、夫は
あなたの気持ちより
自分のルールを優先させていない？
夫に怒られる
夫が怖い
そんな気持ちになって
ビクビクしているとしたら…
あなたは今、
「理不尽な状況」にいる
のかも知れないよ。
ふと気付くとなぜか
「全ては自分がダメだから」
と思わされてしまうような
そんな理不尽な状況にいるのかも知れない。
人は誰だって
恐怖でガチガチに緊張していたら
出来るはずのものも
出来なくなって当然。
思いがけないミスだって
起こって当たり前。
悪循環におちいってしまうよね。
不思議なことに
こんな状況のど真ん中にいたら
「理不尽」だなんて
自分では全く
思いつかないかも知れない。
でも、
もし、苦しくてどうしようもなくて
涙があふれて辛くて辛くて
逃げ出したくなる気持ちになった
ことがあったら
それは
あなたがダメなんじゃなくて
「もう限界だよ。早く気付いて」と
あなたの心が悲鳴を上げている証拠。
その心の悲鳴を
聞かなかったことにしないで。
我慢することを一旦やめて、
「理不尽な状況」に気付いて。
「このままではいけないかも…」
という思いが湧いてきたら
次のステップに進めるから。
