「あなたが自信を取り戻し

自分らしさを思い出す」をサポート

 

心理カウンセラーの市原あきよです。

 

 

これまでアダルトチルドレンについて

様々なお話しをしてきましたが、

ここから少し、視野を広げて

アダルトチルドレンのパートナーシップ

を中心にお伝えしていこうと思います。

 

 

人の顔色をうかがう

言いたいことが言えない

限界を超えても頑張り過ぎてしまう

相手に合わせてばかり…

 

 

まだまだ他にもありますが

こんな様々な生きづらさから

人間関係に悩みを抱えてしまう

アダルトチルドレンさんたち。

 

 

そんなアダルトチルドレンさんは

一番身近で心を許せるはずの

パートナーとの間でも

同じような悩みを抱えてしまうことが多いです。

 

 

 

なぜなら

「いつも相手の顔色をうかがってしまう…」

などというコミュニケーションの取り方に

どうしてもなってしまうからなんです。

 

 

確かに、

人と人とのコミュニケーションにおいて

相手の顔色をうかがって

相手の気持ちを察してあげることは

決して悪いことではありません。

 

 

・相手を思いやる

・気持ちを汲む

これは人としてとっても大切な事です。

 

 

でも、

例えば

妻が夫の顔色をいつもうかがって

夫に合わせてばかりいると

 

本来、平等であるはずの夫婦の間に

いつの間にか上下関係が出来上がり

それが当たり前になっていく…

 

こうなると夫婦関係が

大変な事になってしまいます。

 

 

なぜなら、

いつも夫が命令をして

いつも妻がそれに従う

 

という関係性が出来上がっていくから。

 

 

これ、

DVやモラハラの構図。

 

一度こういう力関係になってしまうと

この構図から抜け出すのは本当に大変です。

 

 

なぜかというと

「なんだか苦しい。」

「なにか変」

「なんか幸せじゃない」

 

そんな思いを妻は抱えているのに

 

「いやいや、これは私の我慢が足りないからだ」

「妻の役割をしっかりできないからだ」

「妻の自覚がなくて甘えてるからだ」

 

 

自分のせいにして

自分の気持ちを抑えこんで

仕事・家事・育児をさらに完璧にこなそうと

限界を超えて頑張り続けてしまい

 

その辛さが麻痺していっちゃうから…

 

 

さらに、

妻自身が自分でも

「私がいけないのかなぁ」と感じているところへ

夫から「お前ってホント、ダメだなぁ~」

と言われ続けたり

 

親しい人につい愚痴を漏らしたときに

「あなたがしっかりしなきゃダメよ」なんて

周りの人からアドバイスされたりしちゃうと

 

 

この

 

自分のせいにして

自分の気持ちを抑えこんで

限界を超えて頑張り続けようとしてしまう

 

という行動は

どんどん強化されていっちゃう…

 

 

そのせいで

夫婦関係が

DV、モラハラ状態に

なっているにもかかわらず

 

 

その状況に気付かないまま

何年も何十年も

ひたすら我慢し続けている

女性たちが多くいるという

現実があります。

 

 

そして、限界を超えての我慢は

妻の心や身体に

不調という形になって

あらわれてくるんです。

 

 

※実は「気持ちが通じない」という辛さの背景には

妻が「カサンドラ症候群」という状態に

なっているケースもあります。

 

「カサンドラ症候群」については

今後このブログでお話していきますね

 

 

SNSの世界には

同じ境遇の方々と気持ちを分かち合える

グループなどがたくさんあります。

 

同じ辛さを共感してもらえて

前に進む元気がもらえたり

具体的なアドバイスがもらえたり

とても大切な場だと思います。

 

 

そういう場を上手に利用しながら

自分を立て直しながら

今の苦しい

状況に対処することは

必要な時間だと思います。

 

 

でも、少し自分の気持ちが落ち着いてきたら

私はあなたの心に

この質問を投げかけてあげて欲しい

と思っています。

 

 

「私は本当にこのままで幸せなの?」

って。

 

 

そして、何かの感情が

心の奥でふわっと動いたら

そこにあなたの本当の気持ちが

隠れているはずです。

 

 

苦しさから抜け出すには

自分の感じた素直な気持ちを

日記に書いてみたり

信頼できる誰かに話してみたり…など、

 

そうすることで

ご自身の状況や本当の思いを

一度、客観的に見つめてみる機会を持つことが

大切なんじゃないでしょうか?

 

 

一人で我慢しすぎて

孤独にならないで…

 

 

まずは、「気付く」ことが

幸せへの道のりを歩き出す

大きな一歩になります。