この年に成り、3回目の結婚をした。朝鮮族の中国人との国際結婚である。しかし、その入籍を非常に嫌った女性が二人いた。独りは日本人女性の享子で彼女からは１年以上前に一緒に成りたいと言われた。当時の自分には、婚活で知り合った哈爾賓美人が居ました。彼女とは結婚寸前まで行き流れてしまいました。子離れして居ない女性で結婚の意思も無く２年以上婚活をしていたらしい。過去の経緯から私がどれほど思って居ても一緒に成ることは到底無理でしょう。

そこで、帰国中の彼女とは別にお見合から交際に進んだのが蘭と言う女性で数か月の交際中に婚活終了の成婚費用を支払った。婚活終了は、相手と結婚することに成ると引き続き活動は出来ないので成婚費用を支払い退会するのだ。相場は３０万円で消費税別です。

女性が成婚費を支払って居るのに男が逃げる訳にも行かない。結局自分の分も彼女の分も二人分私が支払った。それは駄目に成っても文句を言われたくないからである。そこで２年の歳月を過ぎ国際結婚に至った。しかし、それでは済まないのが人生。第三の女性が現れたのだ。そもそも高い家を買ってくれると言うので内見しに来た出会いが最初で、２回目は改築の見積もりをするために付いて来たのだ。

その時には少し話をしたが何と言うか物凄く相性が良くすっかり意気投合。しかも彼女は美人で離縁して居て独身。良い人を見付け探していると言うのである。私が近々結婚するがその前に一度会って欲しいと言うのだ。

それで、自分の近くの総持寺でデートをしたが、すっかり相性の良さに二人して同調して仕舞いました。日本女性ならそれまでだが彼女は中国の福建省の出身。そう簡単ではない。何でも入籍したのでは簡単に会えない。自分は本気で会ったら気持ちにも行動にもブレーキは掛からず飛んでもないことに成る。大体、電話も彼女から掛かってくるのだ。彼女は、もう蘭さんとは別れて、あの家で私と一緒に暮らしましょうと言う。

次から次に情熱的な女性が登場し、もっと若い時にこのようにモテモテに成りたかった。若い頃なら２枚目の端くれでも今は唯の初老の男で魅力がある筈がない。

写真は、鶴見の樹木百日紅と金沢八景の野島公園内で撮ったものです。横浜最後の自然の砂浜。戦争の爪痕と貴重な写真です。

四角関係