イメージ 1ニコン3世代目のフラグシップであるF3です。ジョルジエット・ジョージアーローのデザインが印象的です。最も美しいとされるのがズノーでヤシカのコンタックスRTSもポルシェ設計チームの作品で有名です。この機種はコンパクトでFやF2と比べ凄く小さく軽く感じます。
 
イメージ 2正確なシャッター速度を出すために電子シャッターを採用し、バッテリーが無いと緊急用のシャッター1つしか使えません。実はこのF3は3台目で、ファインダーがより見易いハイアイポイントが愛用機。もう一台はプロ専用のF3プレスです。プロ用のストラップが付いて居ますので普段は使いませんでした。
 
イメージ 3通常ニコンのフラグシップは、上2桁が西暦でした。F3からは7桁になり製造年代が分からなく成りました。巻上げ軸上にシャッターボタンが付きとても使い易く成りました。ライカやキャノンEFより軽くて軽快です。縦位置にしますとやや位置が低い気がします。通常はソフトシャッターボタンをつけて使います。
 
イメージ 4F2もそうですが致命的な欠点の一つがフラッシュが取り付けられません。ホットシューが無いのです。専用のガンカプラーと言うアクセサリーが必要です。フィルムの巻き戻しハンドルを引くと裏蓋が開きます。ニコンらしく安全装置が付けられています。右の数値はオート露光になり、プラスやマイナスの補正が可能に成りました。
 
イメージ 5ニコンの最も魅力的なシャッター周りです。致命的な欠点のもう一つがシンクロ速度1/60です。このランクのカメラは屋外ポートレートでも使います。レフ板ばかりかフラッシュ光で影を弱めたり動きを止めることが必然。それが1/250を使えないのでは話になりません。これでは風景専用にしか使うことが出来ないです。
 
イメージ 6あまりに暑いので夕方出るようにしています。横浜の夜景が一番楽そうです。今日は鶴見川まで行くつもりです。銀波は風が無いと無理で、金波は秋から冬です。明るいレンズを試して見るのも面白そうです。まだまだ暑い日が続きます。