今回は、老舗のカメラメーカーであるマミヤカメラです。
セミ版で一部アマチュアでもご存知ですが、プロ用国産メーカーです。
写真館や結婚式場での撮影は、フジかマミヤが多いです。
そのマミヤから、小型の一眼レフも代々出されていたのです。
評判は、今一つで出す度にレンズマウントを変えるのです。

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このZE-Xは、大変数が少なく殆んど見ることが出来ないでしょう。
発売当初、ミラクルマウントと呼ばれる情報伝達の接点が沢山あります。
今は当たり前ですが、このカメラが世界初の搭載なのです。
売り出し価格が非常に高かったために売れなかったのでしょう。
下のグレードは見かけますが、今後も一般市場では見つからないでしょう。

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マミヤでは、何と言っても「オートXTL」が一番欲しかったです。
一度だけ見ましたが、中古で12万円を越えていて驚きでした。
ニコンやキャノンの最上級機に手の届く価格です。
そこまでして、マミヤの35ミリ判を使うファンではありません。
マミヤカメラは「RB67」を使いました。
さすが中判の写りで、大きめに伸ばしたら35ミリとの差は歴然でした。
しかし、2.4キロの重さはヘビー級で使う気が起こりません。


肝心の「ZE-X」ですが、意外と良いカメラです。
高級機らしく、標準レンズ50mmf1.4で口径は49mmです。
ファインダー4隅までが明るくピントの芯が捉まえ易い。
ヘリコイドは、カクカク・スカスカで安っぽい動きです。
苦労してまで入手しない方が良いと思います。