5月16日16時頃、イケメンこと元院長(スラムダンクの監督に似ている)が登場!
「内診してみるから、座ってるとこ悪いんだけど、横になってくれる?」と言われ、
分かりましたと言って、あぐらの体勢から横になろうとすると
じょろろーとなんかいっぱい出てきた!!
「あれ!?なんかいっぱい出ました!!せんせいっ、あのっ、なんか出ました!」
テンパるわたし
「んー?破水かな?横になって‥
うん、破水したねー。子宮口は1cmで変わってないけど破水してる」
ここでわたし再度麻酔を懇願(>人<;)
「破水してるしねー、少し入れよう」
そう言って、後ろに両手を組みながら元院長は去っていきました。
その後麻酔を3cc入れてもらったんですが、ほぼ効かず。
痛い痛いと喚き、謎のガタガタ震えが止まらず、16時50分頃、昼勤Aさんとは別の助産師さんが内診。
「子宮口7cmになってる!!!」
ここからなんか助産師さんが4人になってみんな服を整え、バタバタし始める。
麻酔をー麻酔をくださいーマスイヲーとゾンビ状態のわたし。
ここで昼勤助産師Aさんが面白くって
17時で勤務終了だったみたいで、
「わたしもう上がるから!これ以上いれないから代わってもらっていい?準備もできないわ。もう上がりだし」って言って、ほんとにそのままさっさと出て行って
ドライなやっちゃなーと激痛な中、なぜかその時だけ冷静になれました笑
優しい助産師さんたちだけ(笑)残り、さくさく準備される中、マクドナルド手術や昨日の計画無痛を担当してくれていた現院長(元院長の息子)が登場。
この時点で子宮口9cm。
「◯◯さんが昨日お産にならなかったから、今日気になっちゃって早く出勤してきたら、お産になりそうって。良かったよ、早く来て。自分が出産取り上げますからねー」と言われ安心。
ここから待望の麻酔がガンガン投与される。
陣痛で苦しんだ2日間、あんなに懇願しても全然入れてもらえなかったのに‥
あっというまにへそ下ー両足膝上くらいまでの感覚がなくなり、痛みがほとんど感じられなくなる。
子宮口全開が17時9分。
よし、いきんでみよう!となり、2回いきむ。
うまく出てこない。
ここで、わたしのみぞおちに激痛が走り、苦しくなり
なんかみぞおちが、みぞおちがなんか痛い、苦しいと言うと、モニターを見た先生の指示で速攻で酸素マスクがつけられました。
「◯◯さん、お母さんの数値?も悪いし、赤ちゃんにも苦しいサインが出始めてる。次の波で出そう」と言われ、とりあえずうなずく。
いきんで!と言われて頑張ってみる。先生が器具をつっこむ。
そして
にゅるん
5月16日17時21分、38週2日、44cm、2,635gの女子が産まれました
血まみれの赤子を産まれてすぐ触った瞬間、号泣。
おぎゃーと泣いたのを聞いてまた号泣。
赤子が出てくる瞬間を意識がある状態で迎えられてこんなに感動して泣くとは思いませんでした。
1人目の時に全く意識がなく、産んだ実感がほとんどなかったので、麻酔した状態で見届けることができて本当に良かったです
ただ、これから計画無痛分娩のお考えの方は、
①計画と言ってもその日に産まれるわけではない→経産婦のわたしも2日かかりました陣痛で2日苦しんだわけですが、苦しむ間に助産師さんに聞いたら、この産院では4日苦しんで産む人も珍しくないとのことでした。計画とは‥!?って感じですよね
②無痛は完全無痛か和痛かで全然違う。痛みや恐怖に弱い人は完全無痛にしたほうがいい(個人的意見です)
→わたしの産院は和痛でしたが、陣痛で苦しんでいる間の麻酔はほとんどなく、最後の最後にようやく‥!という無痛分娩でした母子ともに無事で、赤子の感動的な誕生を味わえたので、産院には感謝ですが、痛みや恐怖に弱い方は完全無痛に対応してくれる産院がいいと思います。日本は無痛対応できる産院がまだ少ないと言いますが、無痛にしたいと考えていて、対応できる場所が近いなら検討する価値はあると思います
上記2点を経験者その1の感想として参考にしていただけたらと思います
ではでは拙いですが、レポートとして残しておきます