日付は変わり、5月16日、38週2日。
痛みの波がくると呼吸法で乗り切ればなんとかやり過ごせるレベル。
身体的な痛みと、メンタル的なストレスで、2時過ぎにようやくウトウトできる。
ウトウトしては痛みで目が覚めて、またウトウト。
ようやく窓の外が明るくなって放心状態。
朝の助産師さんの内診で、子宮口変わらず&子宮口が奥にいってしまっている、薬の効果が切れて本陣痛にはならなかったと言われ、何も答えられなくなる。
朝食は全く食べられず、8時過ぎに先生(元院長先生)の内診を受ける。
「子宮口は開いてないけど、薄くなってるねー。促進剤入れれば今日産めると思うよ。今日産もう!お母さん頑張ったね!」
ここで流れる涙
「だーいじょうぶだよー。がんばったねー。産もうねー!」
とお股ぱかーんした足をぺしりと叩いて元院長は去っていきました。
最高にかっこよかったです
9時30分過ぎに点滴にて促進剤開始。10ずつ流しマックス90まで流すとのこと。昼にはかなり痛くなると言われました
言葉どおり、昼頃には呼吸法では逃せなくなるほどの痛み。
無理にでも何でもいいから食べてと言われ、お昼を口にするものの、30分たたないうちに嘔吐
昨日からずっと嘔吐してるので血糖値を測られ、低血糖のため少量ずつでいいからとりんごジュースを出される。
痛みがくるたび、必死で両手を開いて子宮口を開かせるイメージを作り、呼吸法をするも、14時すぎには撃沈。
いたーい!もうむりー!やだー!と絶叫。
痛みが引いたときのタイミングで夫にLINEしまくってたのですが、「痛い、辛い、子宮口変わらない」のオンパレードで、こんなの送りつけられても夫も困るよなと今は思います。
でも1人で陣痛耐えるの辛かったんです‥。
助産師さん、昼勤、夜勤で日々担当さん変わるし、2日目の昼勤助産師さんめっちゃドライで冷たいし、痛いと言っても、「あー、まあ痛いですよねー。呼吸して頑張って。吸うんじゃなくて吐くんだよ。」って棒読みですぐ去っていく
この人が出産時ちょっと面白かったのでまた後で書きます(Aさんとしておきます)。
夫は促進剤を止めて一度帰ってきたらいい。自然に陣痛を待つ方がメンタル的にいいんじゃないかと提案してくれました。
でもそう言われるとさ。
意地でも頑張りたくなるじゃない!
もう少しだけ頑張ると連絡して、薄暗い分娩室で1人絶叫を続ける。
16時頃、イケメンこと元院長が登場
ここから急展開します。