こんにちは😃
いつもコンサートや教室の案内を見ていただきありがとうございます。
今日は私が以前から関わっている海外からの難民支援について紹介したいと思います。
関わるきっかけになったのは、発表会でフルートを吹いていただいたクリスチャン先生でした。
私たちが住む日本では、自分の国を追われているのに、難民としても認められていない人たちがいます。
戦争や独裁政治、人種差別などにより、自分の国にいることができなくなったため、難民申請をし、唯一難民認定された国、日本に来た彼らですが、日本政府はただ日本に滞在を許すだけで、仕事することも認めず、家もない彼らに対して、実情は何の支援もしていません。
なので、公園に多数の難民が住んでいたり、仕事もないのにただそこに居るしかないということになるのです。
入国管理局に収容されている難民の人たちが体調不良になり、家族が救急車を呼んでも管理局員によって拒まれる。
仕事をすることを許されない。
けれど金銭的な援助を受けられず、住む場所を探す支援も受けられない。
だから公園に滞在するしかない難民の方達がいるのです。
それを人間らしい生活をしていると言っていいのか。
入国管理局で体調不良を訴えながら、治療を受けられなかった難民の方が亡くなるというニュースもありました。
今この国で難民として公式に認めらているのは難民申請数の約5%です。
しかも、この4月から難民申請を2回申請した人は強制的に国に帰すことができるという法律が作られました。
つまり日本の政府は外国人(特に白人以外の黒人やアジア人)を日本に置きたくないのです。
私は以前スウェーデンにいた際に、シリアやイランなど、中東から逃げてきた同年代の子達と、スウェーデン語の同じ授業を受けていました。
スウェーデンでは難民を受け入れること、そして彼らが教育を受けることが根付いていました。
それが日本では当たり前にできない。
外国人というだけで無意識の差別が根付いてしまっている日本に、私は疑問を投げかけたいと思うのです。
人種だろうが、能力だろうが、人としての価値は変わらないはずなのです。
文化は違っても、そこに優劣はありません。
日本という国で起きている外国人差別、難民支援について心を寄せてくれる方を探しています。
私はキリスト教信者ではありませんが、この難民支援をしている東京の聖オルバン協会に支援を送っています。
歯ブラシすらも与えられない彼らのために、少しのお金や、物資を支援したい方がいればぜひご連絡ください。
子供達のためのおもちゃや不要になった服なども必要です。
1人の力ではなく、皆さんで彼らを助けていければ幸いです。
https://www.nskk.org/tokyo/churchs/alban