この件、かなり話題になっているようですね。
人気作家による「告発」みたいなものですから当然でしょう。
311当時、世田谷にあった店の従業員も鼻血と下痢に1ヶ月間くらい悩まされていました。とにかく連日出勤するなり鼻血出してましたし下痢だといってトイレに駆け込んでました。
また、他の店員は突発性難聴になり左耳がかなり聞こえづらくなって大学病院にいくような状態になっていました。難聴に関しては原因がストレスによるものである可能性もあるので断言はできませんが、時期としては見事にリンクしています。そして、ふたりの共通点は「世田谷区在住者」で「自転車通勤」であったことです。今は二人とも他のところで働いているので、その後体調がどうなのかはわかりませんが、私としてもとても気になり心配もしています。
東京でこういった症状があった人は多いのではないでしょうか?
下痢の原因は腸が機能ダウンするということもありますが、どちらかといえば体のデトックス作用ではないかと思います。現に、私の場合は何もしないと下痢にはならなかったのですが、デトックスのためにラディオガルダーゼ(セシウム除去剤:別名プルシアンブルー)やキレートなどを服用するとただちに下痢になり、その代わりそのあとが超爽快になるという経験を多々しています。
この件で、自治体や政府が圧力をかけて鎮火させようとする動きがあれば、そっちのほうがむしろ問題化と思います。まさしく隠蔽ですよね。
東京でこれだもの、福島でならないワケ がない。
YAHOOニュースより
原発事故による第一次産業への風評被害
週刊「ビッグコミックスピリッツ」に掲載された「美味しんぼ」の一場面(毎日新聞)
<漫画「美味しんぼ」>原発取材後の鼻血の描写で物議
小学館が28日に発売した週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」5月12、19日合併号の人気漫画「美味(おい)しんぼ」(雁屋哲作・花咲アキラ画)で、東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが鼻血を出す場面が描かれ、読者から問い合わせが相次いでいることが分かった。同誌編集部は「綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載した」などとするコメントを発表した。(毎日新聞)
[記事全文]
◆編集部がコメント発表
・ 「美味しんぼ」に「風評被害を招く」と批判 スピリッツ編集部がコメント - ねとらぼ(4月28日)
・ スピリッツ22・23合併号掲載の「美味しんぼ」に関しまして - SPINET(4月28日)
◆「鼻血」描写に批判
・ 雁屋哲原作「美味しんぼ」内での「福島では鼻血が多発」デマ - Togetter
◆原作者のインタビューでも
・ 「福島取材で鼻血が止まらなくなった」 「美味しんぼ」雁屋哲インタビュー記事が物議 - J-CASTニュース(1月15日)
◆被ばくによる鼻血はありえるのか
・ 放射線 放射性物質 Q&A 鼻血は被ばくが原因か - 県内の一般住民は現在まで、急性放射線症が出るような線量の放射線を被ばくしていません。「放射線被ばくで鼻血が出た」と心配されていますが、放射線が原因ではありません。福島民報(2012年4月22日)
・ 福島(近郊または関東)における被曝による鼻血や下痢はありえるのか?
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【美味しんぼ】連載31年で山岡と雄山が「真の和解」
漫画の内容は、主人公である新聞社の文化部記者の山岡士郎らが取材のために福島第1原発を見学。東京に戻った後に疲労感を訴えて鼻血を出し、井戸川克隆・前福島県双葉町長も「私も出る」「福島では同じ症状の人が大勢いる。言わないだけ」などと発言している。
一方で、山岡を診察した医師が「福島の放射線とこの鼻血とは関連づける医学的知見がありません」と答える場面もある。
同誌編集部はホームページに掲載したコメントで「鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する意図はない」「風評被害を助長する意図はない」などとしている。
原作者の雁屋氏は今年1月、豪州在住の日本人向け情報サイトで2011年11月~13年5月に福島第1原発の敷地内などを取材したことを明かし、「帰って夕食を食べている時に、突然鼻血が出て止まらなくなった」「同行したスタッフも鼻血と倦怠(けんたい)感に悩まされていた」などと語っていた。
井戸川氏は28日の毎日新聞の取材に「雁屋さんから取材されて答えたことがそのまま描かれている。(描写や吹き出しの文章は)本当のことで、それ以上のコメントはない」と話した。
「美味しんぼ」は1983年に連載開始。グルメブームの火付け役となったともされる。【川口裕之、狩野智彦、黒田阿紗子】
◇被ばくと関連ない
野口邦和・日本大准教授(放射線防護学)の話 急性放射線障害になれば鼻血が出る可能性もあるが、その場合は血小板も減り、目や耳など体中の毛細血管から出血が続くだろう。福島第1原発を取材で見学して急性放射線障害になるほどの放射線を浴びるとは考えられず、鼻血と被ばくを関連づけるような記述があれば不正確だ。
◇ストレスが影響も
立命館大の安斎育郎名誉教授(放射線防護学)の話 放射線影響学的には一度に1シーベルト以上を浴びなければ健康被害はないとされるが、心理的ストレスが免疫機能に影響を与えて鼻血や倦怠感につながることはある。福島の人たちは将来への不安感が強く、このような表現は心の重荷になるのでは。偏見や差別的感情を起こさない配慮が必要だ。
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最終更新:4月29日(火)13時20分毎日新聞