この時期の発表ということは、タイガースナインの奮起を期待して・・・・・というところでしょうか。


それで選手が奮起するならそれでよし!

多分逆効果にはならないでしょう。


岡田監督がタイガースの監督に就任してはや5年・・・


思えば最初から私は岡田監督があまり好きではありませんでした。


2004年

ゴールデンルーキーとの呼び声高い鳥谷敬の入団。

私も期待度は高かった。

と同時に本当にゴールデンルーキーの名にふさわしいバッティングをしてくれるのかという不安もあった。


守備の上手い藤本をショートからセカンドへコンバートしてまで彼に任せられる守備力をもっているのか。

なんの実績もないルーキーが、

前年度し小柄ながらもコンスタントに打ち続け、3割に乗せ優勝に貢献した藤本より勝ると判断したのか。


正直納得が行かなかった。


その思いはシーズンに入っても変わらなかった。


成績不振にも関わらず、なぜレギュラーで使い続けるのか・・・

若手の育成、と言えばそれまでかもしれない。


いやそれにしてもちょっとこれはいけないんじゃないか・・・

そんな思いが芽生え、岡田監督の方針にも疑問を持ち始めました。


途中、スタメンから外れることもありましたが、それは当然のこと。


ショートと言う難しいポジションとの兼ね合いもありますが、

あの成績では下で頑張って頑張って頑張ってもチャンスをもらえない若手に対して失礼なんじゃないかと思いました。


バッティングを見てみても一向に進歩しない。

ヒョロヒョロスイングにイライラさせられ、内角に放られると腕をたためず空振り・見逃し。

打球は専ら左への流し打ち。


正直、バッターとしての魅力も感じられなくなっていました。


しかし、それでも岡田監督は頑として鳥谷のレギュラーショートを譲らなかった。

2年目も3年目も4年目も・・・

我慢に我慢に我慢して、

岡田監督は鳥谷を使い続けた。


ようやくそれが実ったのが今季。

今までのバッティングよりもはるかによく振れ、右への強い当たりも出だし、

内角の直球も弾き返せるようになった。


これには私も驚いたとともに、やっと実を結んだかな~という思いがありました。


しかし、北京五輪の関係で新井が抜け、3番にはぽっかりと大きな穴が出来てしまった。

そこを埋めるのが関本であり、今岡であり鳥谷であった。


今季の鳥谷の飛躍には6番という打順が大いに関係してくると思う。

昨季赤星が怪我の影響で満足にプレーできないというところから鳥谷が1番を打っていましたが、

あんなのもってのほかですよね。

1番はやっぱり赤星なんですよ。

鳥谷にも1番は厳しかったんじゃないでしょうか。


1番って試合の中で一番打席が多く回ってくるんです。

そのことを加味した上での1番の役割ってなんでしょう?


一番打席が回ってくるんだから一番多くヒットを打つこと?


違いますよね。


相手ピッチャーにいかに嫌な印象を与えられるか。


これじゃないでしょうか。

その方法が足であったり、球数を放らせるためのカット技術だったり、選球眼だったりするわけです。

相手に嫌な印象を与えるということは相手のピッチャーが投げにくくなるということで、

その気持ちがボール先行になったり投げミスしたり、守備が乱れたりするわけですよね。

だからメンタル面も大事になってくるんです。


みなさんも考えて見て下さい。

自分がピッチャーになったとき、

赤星と鳥谷

どちらに投げるほうが嫌ですか?

それぞれの特徴を知っていれば、自ずと答えは出てくるはずです。


では鳥谷の6番はどうでしょう?

6番って打順の中で一番自由に打てる打順なんですよね。

鳥谷には自由にノビノビ打たせるのが一番打てると思うんですよ。

たくさん制約をかけられたら、彼は彼本来のバッティングが出来なくなるんです。

その証拠に今季の鳥谷の3番のときの働きと6番のときの働きを比べて見て下さい。

イメージで十分です。

どちらの方がよく打ってましたか?

やっぱり6番だと思います。


岡田監督は五輪で新井が抜けたために打順を変えざるを得なかったですよね。

でも鳥谷を動かしたのは私的には失敗だったと思います。

3番って一番制約がかかる打順なんですよ。

シーズン途中、私は鳥谷3番でもいいかなって言いましたけど、3番に入ってから打率が落ちているのも事実。

やっと3割に手が届きそうだったのに・・・・・

(まぁ3割打てそうだったのには他にも選球眼がよくなって四球を多く選べるようになってっていうのもありますけど、それも6番だったからこそなんですよ。)


それでも今季鳥谷は成長しました。

5年間

岡田監督とともに歩み、

岡田監督に守られ、

成長してきました。


一番岡田監督に恩返ししなければならないのは鳥谷でしょう。

彼は今日、岡田監督の最後の公式試合でどういう活躍を見せてくれるのでしょうか。



ここで岡田監督に話を戻しましょうか。

今回は鳥谷を例に話をしましたが、他にもJFKの確立、それゆえの先発陣の脆弱化。

つなぎの打線と長打力不足。

色々ありましたね。

成功も失敗もたくさんありました。

今季は神がかり的な采配もありましたしね。

逆になんでそこで・・・っていうのもありました。

色々です。

それって当たり前のことなんです。

成功すればそれが失敗することだってある。

成功しっぱなしの人生なんてないんです。


たくさん批判もしてきましたけど、

監督辞任ということを聞くとやっぱり寂しいものがあります。


自分の考えを頑として変えない岡田監督ですから、

辞任の意思は固く、それを曲げることはないでしょうね。


岡田監督が指揮をとったこの5年間。

私は十分に野球を楽しむことが出来ました。



でも、まだあなたのやるべきことは残っています。

だからまだ、お疲れ様もありがとうも言いません。


最後まであなたが築いてきたものを貫き通して、

きっちり飾って下さいね。



応援しています。



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