☆​土壌づくりの時代一生ものの型を築く

☆​リーダーの役割~帝王学の書~5月28~31日の4日分の『易経一日一言』(致知出版社)​
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6/10 岐阜駅構内で一般参加OKの易経講座❣(予約不要)

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【土壌づくりの時代】

陰の時代は、土壌づくりの時代です。

私たちが積み重ね、形づくったものは、
地続きになって子々孫々まで確実に受け継がれていきます。

五十年、百年先を考えて、
どんな土壌を作っておくべきかを計画することは、
成長する陽の時代にはできません。

陰の時代だからできることです。
        ​『超訳 易経 陰』青本より​



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​【一生ものの型を築く】​​

大人を見て真似をすることで基本の型を身につけると同時に、
養われるのが「見る力」です。
大人のコピーをしながら、現実をしっかり見る、見逃さない、
ないがしろにしないという訓練をするのです。
見る力がある器用な人は、型をすぐに自分に反映させて、
真似ができるようになります。
 
ところが、後に人に教える立場になった時、
教え上手なのは不器用な人だといいます。
それは、なぜできないのか、どうしたらできるようになるのかを、
自分で考え、人一倍見て、真似て、それを繰り返す、
こうした努力をより要したため、結果として多くを学び、
見る力が養われ、上達法を身に付けていくからです。
 
「見る」とは見えないものを「観る」、
洞察力の入り口でもあります。
見龍の段階でこの見る力という基盤をしっかりと身につけられたなら、
現状を把握して、そこから情報を得るという能力が鍛えられていきます。
 
       ​『超訳 易経 陽』赤本より​


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易経一日一言は 5月28日~31日の4日分です。
※易経一日一言を一年間通して読まれれば、
易経に書かれているおおよその内容を把握出来ます。


☆本当は一日一言は毎日投稿した方が良いのですが、
原稿や資料作りに追われていて、数日分を纏めてUPします。
 
~帝王学の書~5月28日の『易経一日一言』(致知出版社)
 ☆来るべき日のために☆
時に及ばんことを欲するなり。 (文言伝)
機が熟し、時が満ちた時に過不足なく
相応の実力を身に付けていることを目指し、日々邁進する。
一日一日の積み重ねが、来るべき時の成功を約束するのである。
 
 
 
 
~帝王学の書~5月29日の『易経一日一言』(致知出版社)
 ☆生命力☆
庶物(しょぶつ)に首出(しゅしゅつ)して、万国ことごとく寧(やす)し。
                (乾為天)
生きて、成長していく力は、
人間のどんな能力にも特出して優れたものである。
この力によって、個々の人間、動植物は活かし活かされ、
営み、安寧に成長できる。
その力は天(乾)の働きによってもたらされるもので、
地上の生きとし生けるものの根源になっている。
我々一人ひとりにも、生命力として与えられ宿っている力である。
 
 
 
 
~帝王学の書~5月30日の『易経一日一言』(致知出版社)
 ☆中 庸☆
「中庸」は、「囚(とら)われなく、その時に適切な」という意味。
行動に出るべき時には出る、控えるべき時には控える。
自分の地位や立場が危うくなろうとも、
進むべき時であれば進み、退くべき時であれば退く。
時には嘆き悲しみ、時には喜び、時には烈火のごとく怒る。
軋轢(あつれき)を避け、波風を立てないように、
常にほどほどの加減を保とうとすることが中庸の精神かというと、
そうではない。
 
 
 
 
~帝王学の書~5月31日の『易経一日一言』(致知出版社)
 ☆混 沌☆
この世界の大本を易経では「太極」と定義する。
太極とは、まだ陰にも陽にも分かれていない、
この世界の根源であり混沌としたエネルギーである。
この太極の渾然一体とした世界を
便宜的に陰と陽とに分けるところから、易経は発達してきた。
混沌である太極は何かと論ずることはできないが、
荘子は混沌について、応帝王篇にユニークな表現で記している。
南海の帝を儵(しゅく)といい、北海の帝を忽(こつ)といい、
中央の帝を渾沌(こんとん)といった。
儵(しゅく)と忽はあるとき渾沌の地で出あい、
渾沌は手厚く彼らをもてなした。
渾沌には目も鼻も口もなかった。
儵(しゅく)と忽はもてなしのお礼にと、
渾沌に目鼻口耳の七つの穴を日に一つずつあけたが、
七日目に渾沌は死んでしまった。
ここから物事に無理に道理を通すことを
「渾沌に目口(目鼻)を空ける」というようになった。
つまり、混沌とは、まだ道理が通らない世界、状態をいうのである。
 
        ​『易経一日一言』(致知出版社)

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岐阜駅で一般参加OKの易経講座(予約不要)

6/10(土)午後、岐阜駅構内の易経講座❣
一般参加可能です❤(予約不要)

【長良川大学・岐阜東洋文化 共催】​
人生に生かす易経 ※ご注意‼ 占いではありません。
​2023年3月11日(土)14~16時​
演題:【沢水困~四難卦~臥薪嘗胆】
 目的を遂げるために苦心し、努力を重ねる。
​ ※サンプルモデルは春秋時代の呉越の戦い。
会 場 : 岐阜駅 岐阜市生涯学習センター
    今回は、和室研修室です。 
      (JR岐阜駅東・三省堂書店東隣)
会 費 : 1,000円​(予約不要)​
主催・事務局 : 岐阜東洋文化振興会 
☆講座終了後にお茶会・飲み会もあります。
☆2023年度 開催予定日:9/9、12/9、2024年 3/9
 (いずれも第2土曜日)​​

 

 


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5月13日の栗山監督との易経対談​​​ ​​​

お礼と報告
​ありがとうございました❣​​

受講者さんは教室が212名、オンラインが267名でした。
オンラインの​見逃し配信は6月2日まで大丈夫​です。

栗山監督との易経対談のテーマは「陰は陽を引き出す」。
「陽の集団」を一つにまとめあげるには~
~WBC侍たちは「陽の集団」~易経の教える「陰の力」
 

感謝❣感謝❣です。




司会の渡邊晶子さん・栗山英樹監督・亞​​​​​​​​​








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