【天命の終わりを楽しむ】​

個人の人生においても、
勢いのある成就した人生を楽しんでいる
五十代、六十代の時に
死に方の研究をすべきなのです。
死に方を考えるということは、
生き方を考えることです。
 
易経には次のような言葉が書かれています。
 
「日昃(かたむ)くの離なり。
缶(ほとぎ)を鼓(う)ちて歌わざれば、
大耋(だいてつ)の嗟(なげき)あらん。凶なり」
 
竹村 意訳:
一日の終わりに日が西に傾く時に
酒器を叩いて歌い楽しめないならば、
老いを嘆くだけになる。凶である。
 
「大耋(だいてつ)」は九十才、百才の大老の意味ですが、
必ず日が傾くように、人間も年を取り、没し、
次の生命に役割を受け継いでいきます。
生あるものは必ず死を迎えるという事実を受け容れて、
天命の終わりを楽しみなさい。
まだ没したくないともがくのは、
時を知らない人だと教えています。
 
亢龍になる前に諦観ができたなら、
その退き方も見事なものになります。
自分のやってきたことを振り返りながら、
ゆっくりと降りていけるならば、
その間に後進を育てることもでき、
悠々と表舞台から退場できます。
 
       『超訳 易経 陽』赤本より
 
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栗山英樹監督が名古屋NHK文化センターで講演❣
後半は監督と私 竹村亞希子との対談です。


講師
2023年WBC侍ジャパン監督 栗山英樹
読易の会主宰 竹村亞希子

侍ジャパンを全勝で世界一に導いた栗山英樹監督の特別講演会。
日本中が歓喜に沸いた大会を振り返ると共に、監督が影響を受けたとされる中国古典「易経」について、
易経研究の第一人者であり当文化センター人気講師、竹村亞希子先生と語りあいます。

◆第一部:「WBC侍たちの戦いを振り返る」
◆第二部:「特別対談・竹村亞希子先生と語る易経」
 
【教室受講】5/13(土)緊急開催!栗山英樹特別講演会
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1273748.html​ 
 
​【オンライン受講】ご希望の方はこちらから(見逃し配信あり)​
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1273769.html

◆竹村亞希子:易経研究家。中国古典「易経」を古代の叡智の書としてわかりやすく紹介。
企業の社長や管理職へのアドバイスも行っており多くの人々より厚い信頼を得ている。

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