ドラマであり、まやかしなのかもしれない。
いやいや、そんなことはない
と思ってしまうかもしれないけれど、
「あなた」という存在自体がいまこのときに
「有る」としているから感じられること
その前提を、横に置いてみたら
一体どうなるだろう。
今世で体験している様々なドラマ
楽しいことだったり
苦しいことだったり
笑えるような出来事は
さまざまな感情を生み出している
では、
何故そんなドラマを体験させられているのか。
何故ままならない思いを感じてしまうのか。
パラマハンサ・ヨガナンダ氏の
「あるヨギの自叙伝」には
ひとつの解がある。
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すべての時間を消え去りゆくもののために費やして、何の役に立つのでしょう?
人生とはまさにドラマであり、幻影に過ぎないという真実を教えるための教訓劇なのです。
愚者は、その劇を真実でいつまでも続くものだと思い、悲しい場面で泣き、幸せな場面が長続きしないと歎き、さらには、その劇が最後には終わってしまうと悲しみます。
苦悩とはそうした霊的盲目への戒めなのです。
しかし賢者は、そのドラマを観て、それがまったくの「まやかし」であることを知っているので、内なる自我の中に永遠の喜びを探求します。
生命とはその扱いを知らないものには、恐ろしい機械装置のようなものです。
遅かれ早かれその人自身を灰にしてしまうのですから。
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日本にも輪廻転生の思想は存在しているだろう。
今この世で起きていることは
あるひとコマに過ぎず、
人間が永遠の生命を持っていて、
輪廻転生の過程にある、という思想のなかでは
悲観的になることはなく、
まったく別の風景が広がってくる。
単なる「まやかし」に右往左往せず
様々な調整された課題にひたむきに取り組むこと。
そしてその「まやかし」すら
操縦できるもの
(つまりは、あなたの想いの反映であるとすること)
として、自身の我や執着を「観る」こと
そうすれば、心の平穏はやってくる。
今世の人生だけを切り取ってみれば、
もしかしたら不平等かもしれない。
だが、それは事の本質ではない。
なぜならば、
今世のあなたが持っている価値観から判断した
不平等であり、心が永遠に続くのであれば、
素晴らしい平等と公平のなかに
存在しているのだから。
何が正しくて、何が間違っているかなど
誰にも判断できないし、
最終的にはあなた自身があなたの心で決めること。
だから、
どんな視点をもって生きるのか、を決めよう
なにを大事にするかを見間違わないようにしよう
今世という時のなかで、
明日が必ずやってくるとは限らない
今日感じる感謝を残らず伝えられるように
生き抜いていくこと。
それぞれの人のもって生まれたカルマに気付き、
今よりも前に進む為に命術を用いる。
(前に進む、とは、今在るあなた自身を
正確に見つめなおし、業の視点を得ていくこと、
不要なものと還す恩を見極めること)
あなた自身をよりよく知り、
あなたがあなたの幸せの心の在り方を確立できれば
選択肢に迷うことはなくなるのだから。
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あなたの『利』有利な点、役立つ点、
あなたが社会、世界、人、世の中等に貢献することを 『呼』び 覚(醒)ます
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