カーテンのこと。 |  女性建築家のくらし

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  港区麻布十番で、建築設計事務所を主宰している一級建築士です。9歳の息子と一級建築士の夫と3人家族です。

いつもお家づくりやリフォームのお仕事をさせて頂くと、
カーテンやブラインドなどのウィンドートリートメント(以下、WDT)のご相談を受けます。

ご希望を伺って、ショールームをセレクト、もしくは問屋さん。
その後、ご要望があれば、一緒にご同行してアドバイスさせて頂いています。

その空間の良さをより高めるためには、どうしたらいいか。
インテリアのイメージを統一感のあるものにするには、どうするのか。
お部屋の使い方、イメージ、WDTの機能などお伺いして、生地、サイズ、カーテンならヒダ数、
ブラインドなら操作位置など細かくお話させて頂いています。

ご自分でWDTを決めるときにも、必ず空間全体のプランを持って行ってくださいね。

窓のサイズはもちろん、床からの高さや天井の高さ、家具とのからみなどなど。
できるだけ情報を網羅してから、イメージを検討されるといいと思います。

ちなみに我が家のバルコニーに面した掃き出し窓(外に出られる床までの窓のこと)は、
窓側にカーテン、室内側にレースです。
(ずっと前からこのスタイルですが、最近はやっているのかな!?)

レースはとてもシンプルなもの、カーテンは窓枠と同じ色に。
実はこれかなりこだわっているんです。どう見せるか、どう見えるか、、、という点に。
実際には、ご覧頂かないとわからないと思うんですけれどね。
カーテンだけを閉めていることは一度もありません。カーテンを閉める時は、必ずレースも。

結果はシンプルに見えますが、かなり細かい打合せをしてWDTを決めています。
案外、打合せする内容があるんですよ。

何も考えずにシンプルなのと、考えた末にシンプルなのでは全く違うと思います。持論ですが。

あっ別にシンプルにした方がいいということではありませんので。
ゴージャスなのも、可愛いのも、、、、考えられた結果はやはり違うはずです。