お久しぶりです。

 

 

2018年ももう終わり。

今年は、いろいろなことがあり

個人的には、この上ないほどに心を痛めた1年となりました。

 

 

大尊敬する人が…

数十年もの間、真摯に勤め上げてきた職を

不本意な形で退く。

時間がある程度経過した今も、お辛い境遇にある。

それを、ただただ見つめているしかない、この現状。

 

 

これまで、その方の雄姿に

大いに元気づけられ、また敬意を抱いてきた私としては

自分の身に起こるより、尚辛い現実でした。

 

 

個人名を挙げることは、この場では控えますが

その方が、目一杯ご活躍されているその瞬間に、

輝かれているその瞬間に、

伝えられるうちに、伝えたいことを伝えておけばよかった。

それが、いかに大事なことかを思い知りました。

 

 

いつか、伝えに行こう。

いつか、見に行こう。

そう思っているうちに、

相手が、急にいなくなってしまうことがある。

 

 

当たり前を当たり前と思わずに感謝し続けること。

難しいです。

だけど、大事です。

何も、不本意な形でではなくとも

ご本人のご意向で、急にお辞めになると知ることだってある。

 

 

皆様。

愛するアーティストの方に、

日頃の感謝を、丁寧にお伝えになる機会を

ぜひとも、大事になさって下さいませ。

 

 

もう、多くの方が実践なさっていることかとは存じますが

今ある雄姿が、明日もあるとは限らない。

今ある笑顔が、明日もあるとは限らない。

何も、不吉な予言なんかではございませんが

伝えられるときに、伝えたいことを伝えてくださいな。

 

 

相手に、感謝を。

相手に、敬意を。

いくら親しく振舞ってくれている相手でも、

人様です。

 

 

あなたのおかげで、楽しいひと時が生まれているよ、と。

あなたのおかげで、新しい世界が開けていったんだよ、と。

ぜひ、感謝の気持ちを呼び覚ましてください。

 

 

それぞれの音楽の現場が、

皆様の温かな愛と笑顔で溢れていくこと。

2019年も、祈っております。

 

 

みんな、同じ人間ですから。

優劣なんて、ないです。

立場の違いはあっても、優劣はない。

思いやりを忘れずに。

 

 

 

それでは、よいお年を。