コンバンワ。



突然ですが

皆さんは、なにか「好きな本」って

おありですか?



私はあります。



難しい本でもなく、

大学のとき専攻した美術系でもなく・・・




小学生、

しかも低学年のとき(たぶん←なんせ記憶がないので)

に出会った本。




モンスターホテルシリーズです。




前のブログでも、

何度か取り上げたことあると思うんですけど、

その名の通り、

「モンスターが集うホテル」のお話です。




(ってか、小さいころから

 そういうヤツが好きだったんですね、私。)





謎のベールに包まれてて、

目を凝らせば凝らすほど

見えづらくなっていくような、



ミステリアスな世界観が

大好きだったんです。




ホテルの従業員は

透明人間の「トオルさん」っていう人で、

人間の町を歩いていたら

頭からペンキを浴びたことがある、とかで



「いまだにうっすらペンキ色の透明人間」です。




いま考えれば、かなりの災難ですね。

どんまいトオルさん。




トオルさん↓



ホントウの私は、透きとおっている



似てるし。

(似てるも何も、顔ないし。)




このモンスターホテルシリーズは、

先ほども申し上げた通り

小学校低学年向けの本なので、

文章も、この通り↓




ホントウの私は、透きとおっている



死神さんが、って。




まぁ、こんな感じの本を

めっちゃ気に入って、

毎日のように読んでいた私です。




最近、この世界観に興味を示した知人がおりまして、

久しぶりにひっぱり出して来てみたのです。




ぜひとも、早く読んで頂きたい。

貸す予定なので!




中島みゆき様の曲にも、

ミラージュホテル 」っていう曲があるんですけど、

その世界観も、何か似ている気がする。



大人になって、「ミラージュホテル」を聴いたとき

ハッとしました。




子供のころの記憶って、

断片的に、恐ろしく鮮明に残っているもの。




私の場合はね。




私も、「影絵」っていう曲を書いたけど

あの曲も、ちょっとだけこんな雰囲気かな。

恐ろしく幻の曲だけど(・∀・)




あれは、絶対にオケが必要な曲なんだけど、

オケができるまでは、険しい道のりでしょうおそらく☆



私が、クラシックから入ったということを

如実に語る曲でもありますネ。




クラシックも、幼稚園のころから

触れてきた世界だから、

思い出すと、とてつもなく懐かしい。




頑張ってたわ、あの頃の私ってさ、ほんと。




頑張ってたのは、幼稚園のころくらいだわ。




うん。




小学校の頃も、それなりに頑張ってたかな?





言われるがままに作曲とかさせられて、

流れるままに、作曲の発表会に放り出されて、



けっこう嫌々やってたから、

「何が発表会だよ」と、私服のまま出てたなあ。





だめだ、頑張ってないじゃない、私。





あのころは、エレクトーンとピアノの

両方をやっていたんだけど、

エレクトーンの方が断然楽しかった。



アンサンブルできたからね。



家で、一人で練習してると

「なにこれ?」っていう音も、



週1のレッスンで、皆で一斉に違うパートを弾くと

思ってもみないような、素敵な曲が出来上がる。

あの感動というか。

好きだったんだな。




ピアノだとさ、一人で弾けちゃうから

そういうの、ないじゃない。




周りにも、「私、こんなにピアノ弾けるのよ」みたいに

得意げに、そしてやたらとテクニックを強調するように

早い動きで弾く子が多かった。




そういうのがほんっと嫌いだったんだよねえ。

だからヤメた。


それからは、ピアノを毛嫌いするようになった。




よく、学校の合唱とかで

「あの子、ピアノ弾けるよ」なんて私を指す子がいても、

「弾けないよ」とずっと言ってた。



で、今に至る!




なんか、まあ

狭い世界の中で

何かを嫌って

何かにとらわれて

毛嫌ってきただけだなぁ・・・と思いつつも



いまだに、その感情は消えず。




なんだか話の流れが

ワケわからないんですが

昔の思い出に浸ってみました。

ということで。




モンスターホテルを読み返してみて、

何かを得られたら

また、新しい曲でもつくってみようかな!