12回コース「胸郭内臓マニピュレーション」
2024年3月15~17日これまでの内臓マニピュレーションテクニックではもはや今の日本人の構造には歯が立たない。と書くと、「そんなことは無い」というオステオパスは沢山いると思う。こう書いたことで「なに言うとんや!」という元気のあるヤツがいれば、いつでも来なさい。私が言う「開放」とはどういったレベルのことをいうのか教えてあげるから…。そういう観点で今回の胸郭内臓マニピュレーションからは、これまでに技術開発した後、シークレットにしていた技術をたくさんぶち込んでやった。もちろん誰も想像すらしていない思考の元に開発したテクニックである。例えばその中の一例として、嚥下障害や呼吸障害がなぜ起こっているかを教え、どの様に考え、どの様に治療するかを教えてやった…。そしてその実技の前に診方を教え、モデルにそういった障害があることを確認させ、どうやって治療するかを教えた上で治療デモを行ない、生徒の見ている前で治療前と後を比べさせてやったのだ。私の教育とはこういった方法で行う。治すことも出来ないしょーもない腕しかないのに言うだけは立派なことを言う講師がほとんどだ。私はこういったヤツが大嫌いだ。実際に皆の見ている前で言い切った上で治せる技術のある者の言う事は説得力もあり学ぶ必要があるが、肩書だけで治せない者の言う事に耳を傾ける意味や時間などあろうはずがない。オステオパシーの創設者であるA.T.Stillも私と同じ見解で下記の言葉を残している。“オステオパシーは科学である。そして、それは苦しみを癒すために用いられる。オステオパシーは外科、産科、そして一般医学を包括した哲学である。オステオパスは理性の人でなければならず、自らの言葉を自らの治療で証明しなければならない。証明し得ない理論に用はない。私にとってオステオパシーとは神聖な科学である。神聖なのは、それが自然からの癒しの力であるからだ。”私はA.T,stillと同じく生涯忠実なオステオパスでありたい。おしまい。