なんとなく観たいな~、
と思っていたところ、雑誌POPYEの映画特集(表紙がかわいいんですよね)で二階堂ふみさん(好きです)が紹介していました。
これは観るっきゃない!
DVD借りてきて観ました。
『アダムスファミリー』。
子供の頃観たきりでうろ覚えでしたが、こんなに面白かったとは!
ダークでちょっと気持ち悪いようなものは最近受け付けなくなっていたのですが、これはなんとか大丈夫でした。
登場人物がキュートで、観ていると「こんなひと居る気がする・・・」と思えてくる。
(ハンドくんかわいい)
終始、帰ってきた行方不明のお兄さん、フェスタ―の異様な様子にくぎ付けでした。
調べたら、バックトゥザフューチャーのドクのひとなのですね。
(確かにこんな顔をしていたような。。。)
悪者がただの悪者ではなく、そういう行動をとる理由がちゃんと描かれていました。
満たされないお母さんや妻と、愛されたい息子と愛のない夫。
アダムスファミリーの周囲の“ファミリー”。
“ファミリー”についてもテーマの映画なのかもしれません。
物語の、変わりものについ共感してしまいます。
アダムス一族は皆変わりものですが、ものすごく楽しんで暮らしています。
いいなあ~。
家を追い出されモーテルにいるアダムス一家は冴えない感じ。
お化け屋敷に戻るといきいきする。
異様な風体のフェスタ―は、アダムス一家の中に居るとしっくりくる。
合う場所、合う環境、合うひとたち。
予想していたより、いろいろなことを思う映画でした。