ツーマンライブは良い。「おりこうさん」というタイトルのライブ。

先行はMARY.さん
自分は彼女のライブを今年の8月に1回しか観たことがない。そのライブが凄く良かったがその日のライブはブッキングライブで今回どんなライブが観れるか楽しみだった。

1曲目「good bye」からライブがスタート。彼女の心地の良い歌声が響き渡る。


2曲目は早速、千絵子さんとのコラボ。
今回のライブはお互いの曲をコラボでカバーする。
選ばれた曲は「ショートランデヴー」POPでキュートな曲を選んできた。あえて千絵子さんにない曲を選曲してきた所が良かった。POPでキュートな曲調なこの曲を歌う千絵子さん、そして自身の曲を歌うMARY.さんそんな2人の歌声が交わる瞬間を観れたのは、今回のライブは間違いなく良いものになると思った。


3曲目も今回のライブのもう1つの見所、お互いがリクエストした曲をカバーする事。千絵子さんがリクエストしたのは矢井田瞳さんの「over the distance」矢井田瞳さんといえば「my sweet darlin' 」のイメージが強いと思うが「over the distance」も矢井田瞳さんの曲の中では知られてる曲の方だと思う。MARY.さんはしっかり自分色に染め上げていた。

その後「暁」→「きみはやさしい」→「空耳」と続くMARY.さんの作るメロディー、そして歌声と音は聴いていて心地良さを感じる。前回観たときよりさらにMARY.さんの曲の良さを感じる。


最後の曲は「HORIZON」残念ながら無くなってしまった、神保町HORIZONというお店を歌った曲らしい。自分はそこへ行ったことがないが、彼女は無くなってしまってもこのお店を忘れないため作った曲だと言っていた。戸塚でこの曲を歌う意味は十分にあったと思うし、思い入れが十分伝わってくる曲だった。



後攻は千絵子さん
1曲目「ため息」から今回のツーマンライブの気合を感じる歌声を会場に響かせる。

2曲目は「女は知っている」この曲は結構最近出来た曲だと思うが、曲中のアカペラで歌う部分があるが
そこで彼女の歌声だけが響きわたる所が彼女の歌声の素晴らしさが伝わる。


3曲目「顔」から
4曲目はMARY.さんからのリクエストで安藤裕子さんの「聖者の行進」をカバー。この曲は知らなかったので聴いてみたが、この曲をカバーするしたのは大変だっただろうなと思った。でも千絵子さんは千絵子さんなりにこの曲を落とし込んで披露してくれた。この曲調は千絵子さんのオリジナル曲にはない
曲だったので新たな一面が観れて良かった。


5曲目「置き手紙」から6曲目は千絵子さんの曲を2人で歌うMARY.さんが選んだのは「さよならの理由」。2人のオリジナル曲は曲調がかなり違うので千絵子さんの曲をMARY.さんが歌いハモる所もお互いの新しい一面が観れて良かった。


最後の曲は「幸せと言わせて」。千絵子さんの心の叫びが轟く様なこの曲で千絵子さんのライブが終わった。


そして本当の最後は2人で共作した作った「おりこうさん」を2人で奏でられた。なんかこの曲は共作でないと絶対に生まれなかった曲に聴こえた。MARY.さんと千絵子さんの曲が本当にミックスされたような曲でそれが不協和音に聴こえない、2人の良い所を
うまく落とし込んだ曲になっていた。


ツーマンライブが良いと冒頭に書いたが終わってからの感想は2人で作り上げた「おりこうさん」という
ライブだったと思う。2人は仲がよいから一緒に2人でライブがしたくてこのライブを開催したのではなくソロで歌っている時は本気で自分の曲を全力で
届けぶつかりあい、コラボの時はお互いにリスペクトをもってステージに立っていたと思う。凄く内容の濃い「おりこうさん」というライブだった。誰かが言ってたこの2人のライブは間違いないって。そんな言葉思い出しながらこのブログを書きました。