「明るい笑顔と笑い声で、いつもどのレーンで投げてるかすぐにわかりました。


元気に、時には真剣に、ボウリングを楽しんでくれてましたね。


誰にも優しく声をかけて、みんなとボウリングを投げるのが大好きでした。


一つのメーカーにこだわりを持って投げてたけど、

“ラウンドワンカップでラウンドロビンまで残ったら、エボナイト買って投げるよ”

と、約束したのに、、


その約束は叶いませんでした。



あまりにも突然の別れ。



週末の日曜日は、相模原でのプロチャレンジ。

ふいに“冗談だよ”って、投げに来てくれるんじゃないかと、

投球中も、各ボックスをキョロキョロ…エレベーターが開くたびに探しちゃいました。


気が緩んだら、今にも涙が溢れそうで、

いつもよりも、もっともっとテンション上げて、気持ちをあげてあげて。


見てくれてたかな、1G目の279。

ほんとは300を捧げたかったんだ。残念。



自分は無力で。

悔しいな。


100人いたら、全員に好かれて同じ思いを感じてもらうのは難しいことだけど、

プロチャレンジに参加していただいてる皆さんには、

1人でも多くの方に、楽しかったと。また次も一緒に投げたいなと思っていただけるようにと、

気持ちとかを伝えるのが下手で不器用な私なりに、そう考えていつも投球させてもらっているのに、


もう、その次は突然なくなりました。



今まで、相模原パークレーンズに来てくれて、
今年のプロチャレンジもお正月から投げてくれて、

ほんとにほんとにありがとうございました。



忘れないです。


感謝。



そして、

今、何を思う?」







今回のブログですが、


突然の別れになってしまったあるパークレーンズのお客さんに送らせていただきました。


もう、その方に私のブログを見ていただくことはできませんが、

日頃よりプロチャレンジに参加してくださっていた中での、

あまりにも突然なお別れで、この場を借りて手紙を書かせていただきました。




私は2歳の時に、重い心臓病を患い、

同じ病気で入院していた同室のほとんどの子が亡くなり、

その中で奇跡的に生かされました。


20歳になるまで、毎年検査を受けに行っていて、

当時は、みんながその検査を受けているものだと思い込んでいましたが、

20歳の時に、もう検査に来なくていいよと告げられ、

検査に毎年来ていた詳しい理由などを初めて聞き、自分の“命”を改めて知りました。



運命はあると思うし、

生まれた瞬間に寿命は決まっているといわれ、

その中で悔いのない人生を歩むのはなかなか難しい。


でも、生かされている間は、その終わりを迎えるまでに、少しでも良い人生だったと思えるように。

1日1日を大切にしたい。





§今日の小さな幸せ§はお休みします。



今日は節分ですね。

鬼は外。

福は内。



福は内。