50代になってやってきた
人生の危機！
アルコール問題を抱える旦那
不登校の中３息子
そんな中での家業閉鎖
この状況を
"わたしの人生 ネタ満載" と捉え
人生好転に繋げようと挑む
夏葉 あきの のブログです。
50歳を超えてから、
自分が想い描く 自由で豊かな人生 を手に入れるまでの記録として、
人生が好転していく様子を綴っていきます。
現在進行中
中三受験生の三男くん、
一年前の今頃は…
ホント辛かった
人気者で誰からも慕われる性格の三男くんが、
突然登校できなくなって、
「なんで？」
「なにがあった？」
「友だちとの間でなにかあったんでしょ…」
「みんな部活やってて自分だけ取り残されてる感じしてんでしょ…」
「前の学校にあのままいたら…って思ってんでしょ…」
わたしは、
なにも言わない三男くんを自分勝手な推測で追い詰めていった。
安易に原因を見つけて
早く解決しちゃいたい、
とにかく、
なんでもいいから学校に行ってくれ！
そう思っていた。
あさ起こしてから玄関を出るまで、
ずっとわたしは、
彼の様子を横目で監視し続けた。
ある時、彼は家を出て２時間ほど登校せずにウロウロして、家にわたしの気配を感じ玄関の外にたたずんでいた日もあった。
またある時は、きちんと起きて制服に着替えリュックを背負って、いざ靴をはくというところで足がすくみ、靴の前に立ったまま
『ごめん、ごめん…』
そう言って涙をこぼしていた。
学校の正門に車で横付けして行かせようとした日もあったが、なかなか降りない。
ここでわたしが折れるわけにはいかないと、 
そう言って後ろの座席でドアを半開きにし、無理やり身体をもち上げようとしている。
10分…15分…
授業途中で入りにくいのなら…と、そのまま休み時間まで待って
とにかくなんとしてでも
学校に行かせようとした…
そしてしまいに、
「なんでここまで来てやってんのに行けないの？」
「行って！行け！」
『分かってる、分かってるんだよ…』
しまいにモモのうしろに両手をまわして、無理に自分の足を持ち上げ外に出そうとするが…
彼の身体はどうしても、
いうことをきかなかった…
このとき、
彼の身体は、
彼自身を必死に守っていたのだ。
それなのに…
「もういい！」
半ば怒りながら車を出す非情な母わたし。
わたしは、
自分が苦しいから
自分が楽になりたいから
自分が安心したいから…
彼をなんとしてでも
学校に行かせようとしていた。
『明日は学校行くから７時に起こして』
ウソなんかじゃなく本気で彼はそう言っていたのだ。
母親を困らせないように、
明日こそ行くぞって本気で思って布団に入っていたのだ。
だけど朝になると…行けない。
「きのう行くって言ってたのに、なんで？」
………
そんな簡単なものじゃない。
そんなに軽い簡単なものじゃないのだ。
突然学校に行けなくなった理由について、
『わからない、本当にわからないんだ…』
と彼は言う。
あんたが悪いんだよ！
いまこれを書いているわたしは、１年前のわたしに思わずそう言ってやりたくなる。
いや、厳密に言えばその時のわたしもよかれと思って必死だったわけで、
知らなかっただけ。
そう、どうしたらいいのかを
ただ、
知らなかっただけなのだ。
いまも三男くんは学校に行っていない。
受験生なのに学校に行っていない。
でもいまは、
リビングで一緒に大声で笑うし、
買い物や外食も一緒に行く。
友だちとバスケしに出かけるし、
bリーグ観戦は欠かさない。
彼が日中何をしているかとか、もう気にならないし、
わたしは自分の仕事、やりたいことをやっている。
とは言っても…
やはり大事な三男くん
この先のことは考える…
そのあたりのことは、
また改めて書いてみようと思います。
まずは人間、大人でも子どもでも
自分は自分のままでいいんだって思える、
安心できる環境
大事です