息がきれるような激しい過度な運動は活性酸素を増やすため、運動は程よい強度が理想です。

 

また、タバコの煙には酸化ストレスを引き起こす活性酸素や有害物質が含まれているため、喫煙を控えることで酸化ストレスを軽減できます。

 

アルコールの代謝産物であるアセトアルデヒドは酸化ストレスを高めるため、過剰摂取は避けるべきです。

 

人間は呼吸をしなくては生きていけませんから、酸化予防は少し難しいのですが、こういった生活習慣は工夫次第では酸化コントロールとしてできる対策です。

 

活性酸素を除去する作用のある抗酸化成分はビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群、カロチノイド(カロテノイド)、ポリフェノール類などです。


 
つまりこれらを多く含む食品を摂ることが酸化ストレスの軽減に繋がると言えます。

 

 

ビタミンC:
キウイ、イチゴ、トマトなど、ビタミンEを多く含むのはナッツ類や大豆などです。

カロチノイド:
カボチャや緑黄色野菜のほか、わかめやひじきなどの海藻類、えびやかになどの甲殻類にも多く含まれます。
 
ポリフェノール:
ブルーベリーといった食品のほか、緑茶や赤ワインなどの飲み物から摂ることもできます。

活性酸素を消去してくれるビタミンCやビタミンEを経口摂取し、スキンケアでは、皮膚にも入れてあげるようにしましょう。

なお、ビタミンCは活性酸素を消去すると酸化するので、酸化したビタミンCを還元してくれるビタミンBやグルタチオンというアミノ酸由来の酵素をあわせて摂ることも有効です。

 

 


まとめ

生活する上で「糖化」や「酸化」は避けられません。

 

わかりやすく体に悪いものをマイナスする、例えば過剰な糖分を控えたり、喫煙や飲酒を制限したりするだけでも効果が期待できます。

 

プラスの対策としては積極的に肌にいい栄養素を摂取すること。

抗酸化作用のあるビタミンB、C、Eやカルテノイド、ポリフェノールが含まれている食材を積極的に取り入れるなど、ちょっとした工夫をしてみてはいかがでしょうか。

 

老化が悪というわけではないですが、元気にいきいきと生きていったり、病気になってしまうのを未然に防ぐためにも日々努力したいものです。