おはようございます。

 

朝から面白いニュースを見つけたのでみなさまにも共有したいと思います。

 

 

 

名古屋大などの研究チームによって、ラットにおける加齢に伴ういわゆる中年太りのメカニズムが報告されました。

 

「中年太り」は、脳内の神経細胞が持つ「ひげ」のような構造の縮小が関係しているということです。

 

 

ラットを使った実験では、食事制限でひげの縮小が抑えることができ、効果的に肥満予防ができたそうです。

 

 

人間は加齢に伴って代謝量が低下し、太りやすい体質になります。

これは筋肉量などが減少するなどの関与もありますが、詳しいメカニズムは不明でした。

 

ラットで、代謝促進などに関わる神経細胞の一次繊毛を観察すると、加齢に伴い短くなっていたことがわかりました。

 

また、一次繊毛を遺伝子操作で人工的に縮ませると、代謝が低下して食欲が増加し、体重や体脂肪率が上昇したとのことです。 

 

一方、老齢ラットに食事制限を2か月間行うと、縮んでいた一次繊毛が復活することもわかったそうです。

 

食事制限の効果があり、可逆的な反応だということは日々の食事がいかに大切かわかります。

 

 

今回の実験はラットにおけるものですが、同大の中村和弘教授(生理学)は「人間でも同様のメカニズムがあると考えられ、今後の医薬品の開発も期待できる」とおっしゃっています。

 

4月には「アライ」の販売も控えていますし、この分野の進歩がめざましいことを物語っていますね。

 

そして、人間の体がいかに食べたもので作られているのか、痛感します。

 

私もお米もフルーツも好きなので、食べるタイミングや量を少し注意して楽しみながらも日々の食事には気を付けているつもりです。

 

明日からでも食べたもので自分の体は変わっていきます。

 

バランスをとって心と体を豊かに過ごしたいものですね。