先日久しぶりに眼科を受診しました。
私は定期受診で幸い特に問題なく終了~
むしろ視力が少し改善していたので度数を微調節してみました。
待合室に子供向けのパンフレットや生活指導など多いなと思ってみていましたが、
今日のニュースでも子供の視力低下が取り上げられていました。
全国の国公立私立の幼稚園や小中高で行われた健康診断の結果を抽出した文部科学省の調査では、視力1.0未満の小中高生の割合が過去最高を更新したそうです。
スマートホンやパソコン、ゲーム機などの電子機器の長時間使用が影響しており、便利な一方で付き合い方が難しいなと考えさせられます。
もちろん親からの影響も原因の一つではありますが、近い距離で長時間見続けるという環境因子も大きく影響します。
対策は
①姿勢よく椅子に座って30cm以上画面や作業場所から距離をとる
②30分に1度遠くを20秒ほど見る
③十分な明るさ(200ルクス以上)で読書や書き物をする
④外遊びを1日2時間する
ことが日本眼科医会からも推奨されています。
アメリカでは「20-20-20ルール」というものもあります。
20分デジタル画面を見たら20秒間、20フィート(6メートル)以上離れたものを見て休憩する、というエビデンスに基づいたものです。
本当子供にとって外遊びってかけがえのないものなのですね。
タブレット学習などでよりイメージしやすい工夫された授業が受けられたり、持ち運ぶ荷物が減るなどのメリットももちろんあると感じていますが、目を大事に付き合わないといけませんね。
大人である私も移動中などスマホをみてしまうので、少し外の風景を楽しむ、目にもやさしいゆとりのある時間を過ごさなくては、と思ったのでした。