もう受験を終えた我が家ですが、日能研のオン・ザ・ロードに参加しました。

オン・ザ・ロード=「中学入試問題の意味とこれからの学習のつながりを考える」研究会、と日能研のホームページには記載があります。



オン・ザ・ロードに参加するのは3年連続です。

今年は息子と一緒に参加しましたので、その感想を書きたいと思います。



オン・ザ・ロードは下記の4部構成でした。


1.キーノートスピーチ

2.学校情報

3.パネルディスカッション

4.子供たちの1年間をうつしたビデオ




キーノートスピーチ


日能研の先生が、スティーブ・ジョブスのように、ステージで身振り手振りをしながら、中学受験ってこんないいものだよ、というメッセージを伝えて下さいました。


去年のオン・ザ・ロードでも同じくキーノートスピーチがありました。

去年は「私学ってこんないいところですよ」というの内容がメインだと感じ、新6年生の親としては、かなり今更感がありました。もうあまり覚えてないですが…



今年は、「入試に向けた勉強を通して、こんな学びがありますよ、日能研と一緒にがんばりましょう」というメッセージかなと感じました。

(全体的に「〜としたらどうでしょう?」「〜と思いませんか?」など、参加者に対する問い掛けの形でお話されていて、はっきりした話ではありませんでしたが)

個人的には去年の内容に比べて、今年のほうが良かったです。

去年と今年の違いではなく、もしかしたら、関東系と本部系の違いだったのかもしれませんが。



でも、30分くらいそんな話で、とにかく長すぎる…

息子は完全に話を聞いていませんでした。





学校情報


個人的にはあまり面白くなかったです。

いろいろな学校の特色について話をして下さいましたが、取り上げる学校数も多くて時間も限られているなかで、内容が薄くてあまり参考にならなかったなと思ってしまいました。




パネルディスカッション


パネルディスカッションの形式で、今年の入試の動向について触れて下さいました。

他の塾の入試結果報告会では、メインとなる内容だと思います。

日能研のオン・ザ・ロードではここの時間が限られているからパネルディスカッション形式なのかなと思いますが、概況を知るのにはちょうど良い長さかもと感じました。


 

息子は、問題が出てくるたびに解こうとしていて、特に算数の問題を楽しんでいる様子でした。

1年前は、難しい問題はもう見たくもないという雰囲気だった息子が、いまは、楽しんで解いている…

受験から解放されたからでもありますが、1年で算数が好きになってくれて良かったなと改めて思いました。

(その一方で、国語嫌いが加速しましたが…)






子供たちのビデオ


今回のオン・ザ・ロードに参加したメインの目的でした。

息子や友達が映っているかも、と思っていましたが、映っていませんでした。

息子が何度か、この子知ってる、とつぶやいていましたが、かなり優秀な子たちだったようです。




一昨年のオン・ザ・ロードでは、私はビデオを見て、子供たちの様子に感動して号泣してしまいました。


去年のオン・ザ・ロードでは、息子は1年後も絶対にこんなにしっかりしてないな、と感じて白けてしまいました。


今年は、やっぱりビデオに出てくる子たちは優秀な子たちで、息子は全然違ってたな、と逆に笑えてしまいました。



今年は、合格発表の様子を写した内容もあって。

不合格が多かった息子は、ビデオを見てショックを受けているかなとも思いましたが、全く気にしていなさそうでした。




息子は一昨年ビデオを見て想像していたような、きれいな受験生像とはかなり違っていましたが、それでもいろいろありつつも受験が終わって良かったなあと思いました。






入試結果報告会について


去年はいろんな塾の報告会に参加しましたが、オン・ザ・ロードは、他塾の入試結果報告会に比べると、全体的に、広く浅い内容になっているように感じます。

入試問題の傾向分析については、入試問題研究会が別に開催されるので、そっちを見てね、ということなのかもしれません。



新6年生の保護者が参考になるのは、サピックスの報告会かなと思います。本当にたくさんの問題を取り上げてくださっていて、去年は興味深く聞きました。

新4年生や、中学受験を考えられている段階のご家庭には、オン・ザ・ロードはおすすめな気がします。


以上、完全に個人的な感想です。