2024年に首都圏で中学受験をした息子。
その入試期間について書いています。
2/5は、R4偏差値(合格可能性80%)が60台の学校を受験しました。
この日が、息子の最後の中学受験でした。
※この記事の後半には、合否の結果を記載していますのでご注意ください。
2/5 AM校の受験前
激動の2/4から一夜明けた2/5、私もスッキリとした朝を迎えました。
「今日で最後だからがんばろうね」
息子にそう声を掛けました。
朝、私も落ち着いた気持ちでいたとはいえ…
この日は月曜日。
電車に乗ると、通勤客ばかり。
2/1にはたくさんいた受験生は、日を追うごとに少なくなり、もう誰もいません。
電車の中で、日能研のZoom応援に参加しましたが、先生も前日の半分くらい、数名しか参加されておらず、子供の数は更に少なかったです。
もう、ほとんどの子が合格していて、この日に受験するのは少数派なんだろうか…
と、Zoom応援を通して、私は逆に心細い気持ちになりました。
ただ、息子は、そんな事は気にしていなさそうに見えたので良かったです。
(実際は、Zoom応援に出ていないけど2/5は受験した、という子も多いのだと思います)
でも、学校に到着すると、受験生がたくさんでした。
まだまだ、がんばっている子がこんなにたくさんいる、と嬉しく思いました。
息子は前日合格をもらったことで、元気と自信を取り戻したように見えました。
がんばるね、と言って別れました。
この日は、私は学校が用意してくださった控室で待機する事にしました。
席に座っていると、続々と保護者の方が入ってきて、更に私の気持ちが楽になっていった記憶があります。
更に偏差値が上の学校にチャレンジしに来ている子、第一志望の学校に何度もアタックしている子、それまでの受験で残念な結果が続いて偏差値を下げて受験している子、第一志望は合格しているけど他の学校の合格も貰いたい子など、2/5の受験生の状況は様々かと思います。
二月の勝者なども読んでいて、2/5の入試での重たい雰囲気を覚悟していたのですが、想像していたよりずっと、学校は平然とした雰囲気でした。
2/5 AM校の受験後
受験が終わり、息子と合流しました。
受験から開放された息子は、かなりほっとしたような様子でした。
「算数は満点だと思う。国語はできなかった問題があった」
息子は、試験期間中のだいたいの試験で、同じような感想を言っていました。
息子の満点発言は全くあてになりませんでした。
この日はとても寒く、雪予報が出ていました。
試験中から雪がひどくなり、終わった頃には薄っすら積もっていた記憶があります。
交通機関の運休も気になりましたが、ようやく受験から開放されたので、お昼ご飯はお寿司屋さんで食べました。
受験期は1ヶ月以上、生モノを我慢していたので、久しぶりのお寿司でした。
久しぶりに本屋にも行って、息子に好きな本を買ってあげました。
帰り道では、息子は2/5校にもう入学するつもりでいて、入学したらどんな部活に入るとか、通学経路をどうしたいかとか、そんな話をしていました。
雪は酷かったですが、無事に家に帰る事ができました。
2/5 AM受験校の合格発表
家に帰ってからは、息子はテレビを見たり、読書をしたり、かなりのんびりしていました。
受験からの開放感は相当だったと思います。
2/5校の合格発表の時間。
前日までと同様に、私からスマホを息子に渡し、息子は自分で合格発表を見ました。
不合格でした。
「あーあ、受かると思ったんだけどなぁ」
と息子。
「しょうがないよ。2/5の試験は倍率が高いんだから、出来たと思っても分からないからね」
「そっか、2/4校に進学だね」
前日の不合格判明後は悲壮感にあふれていた息子ですが、この日は落ち込んだ様子はありませんでした。
2/4校の合格を事前に頂いていた事が大きかったと思います。
「ようやく、明日から学校だ!楽しみだな」
と、合格発表までは、2/5校に合格していて進学するつもりだった息子ですが、気持ちの切り替えはかなり早かったです。
不合格の悔しさよりも、ようやく受験が終わったという安堵のほうが大きかったのかなと思います。