成人式が各地で行われていますね

私も何年か前に3人の子どもの成人式を済ませました



親というのは「子どもの成人式」ちょっとほっとするものですよね


お~、この子も成人をして大人の仲間入りしたか・・・って

嬉しさや育ててきた日々を振り返って感慨に浸ったりして・・・



また、ほっと一安心と思うのと同時に

これでもう大人だから、私から離れていくんだ・・・・と

そのような寂しさも無いというとウソになるかも?




私自身が子育ての中で意識してきたことは

自分のことが自分で決めれる、自分でできる大人にしていく

と、いうことを心がけ

子どもたちには様々な経験をさせてきた。



自分自身で経験して初めて身につくことが多いと思うので

あえて、なにかあった時の対処の仕方なども

子ども自身でするように教えてきた


親は、子どもの成長の機会を「つい奪ってしまう」ときがある

もちろん、それは我が子、可愛さから

親が気づかずにしてしまうのだけれど・・・・


私も、経験したが「お母さん。。。。ってこんなことになった」と

困った声で離れて暮らしている子どもから電話が

かかってきたことがある


その時、母親の私の心には

今スグ、飛んで行ってその始末をしてあげたい

そんな、衝動が出てくる

だけど、あえてそこは

「対処の仕方を教えるから自分でしなさい」と伝え

自分に起きた不都合を自分で対処する

経験をさせたことがある

もちろん、対処する過程で親である私が

教えた通りには事は運ばない!

それがまた、その子には大切な経験となる




その時、子どもにさせる方が難しいんだなと感じた

自分が子どものもとに行ってあげ

その始末をする方が楽なんだと感じた。

子どもがどのように対処していき

それを報告することを教えていくことの方が難しい

子どもの「一件落着した」という報告を受けるまで

親は心配したり、ヤキモキしたりを味わう

そんな時、親は子どもに育てられるだと感じた。

大人になった子どもの子育てができる瞬間である



成人式と思うと、ふと、そんなことがよぎった。



親に自分自身の「尻拭い」をしてもらわないと

生きていけない大人になってしまう原因の一つに

「子どもに起きた不都合な出来事」に対する

対処の仕方を親が取り上げてしまって

子ども自身が経験出来ていない可能性が高いなと思った



これからの時代は特に「自立の時代」となる

いつまでも、人に相談をしないと行動できない

人に決めてもらわないと、ものごとを決めることが出来ない

そういう大人になるのは、望ましくない


子どもが幼いころから「自分で考えて自分で決める」

そういう経験をたくさんさせておくことが大事だと感じる。

例えば、小学校の頃だと

自分が手べたいものを選んで決めさせ、それを責任もって

最後まで食べさせることだとか



中学校、高校時代は

自分が入りたい部活動は自分で決めて、

一つのことをやり遂げることを経験したり、

自分自身の進路は自分で選んで、考えて、決めるとか



大人になると

すべてのことを自己責任でさせていく練習をするなど

成長の段階でいろんな育て方があるだろう



成人式なので、こんなことを書き留めてみた。