妊娠8ヶ月
今回の妊婦健診は、子ども3人とともに受診。
冬休みに一度3人を連れて受診したので
今回の妊娠では2度目。
前回連れて行った時も、先生が面白くお話をしてくださって、
赤ちゃんの心臓の音を聴かせてもらったり、
エコーを見て、宇宙人だ‼️
と笑ったりして、とっても楽しかったみたいで、今回も、ついていく~と
楽しみにしていてくれました
きっと、3人を連れて受診できるのは、
今回が最後。
今日は、ほかに受診された妊婦さんの中にも、子どもさん連れの方が多かったです。
今回も、エコーを一緒に見て、
へその緒の血流の音、心臓の音を
聴かせてもらって、顔を見せてもらって…
「なんや、鼻が上向いとるな、この子‼️」
と先生。
「はい、うちの子に共通してるので、
間違いなく兄弟だなぁと思います」
と私。
笑い転げる3人の子たち。
「ほんまやなぁ‼️みんな上向いとる‼️
あんたら、笑い顔、みんな一緒やなぁ。
仏様みたいや」
ほんとに、みんな福々しい顔をしていました。
「先生な、今日一つええ話したろ。
自分のお誕生日がきたら、お祝いしてもら
うやろ❓つぎのお誕生日の時には、
お母さんにありがとう言いや」
今まで3人の妊娠・出産の経過が大変だったことを知っている先生
(ちなみに、今の担当の先生は
けいちゃんをVBAC※1で産んだ時の当直の先生)
が、そう伝えると、
「はい」
と子ども達。
私は、泣きそうでした
私のほうが、ありがとうだよと
帰りの車内で、3人に伝えました。
私をお母さんに選んでくれて、
ありがとう。
それだけで、幸せ。
元気に育ってくれて、ありがとう。
高校生のとき、人生で初めて
「太る」
という経験をした私は、
お昼ご飯を抜くという過度なダイエットをして、
1年ほど生理が止まってしまったことがありました。
なので、私の中では、妊娠できるかどうかも、
実は不安だったのです。
だから、結婚して、赤ちゃんを授かった時は、
ほんとうに嬉しくて。
でも、早産で、低体重で産まれた我が子は、
NICU※2にしばらく入院し、
当たり前にできるものだと夢見ていた、
"産科の病室のベッドで、一緒に寝る"
ということもできず。
退院してきた時は、不安で仕方なくて
目を離したら
息が止まってしまうんじゃないかと
熟睡できませんでした。
だから、今こうして、
ゆいちゃんが11歳になって、
けいちゃんが産まれて、
せいちゃんも産まれて。
みんなそれぞれ、大変な状況で
産まれてきたけれど、
無事に大きくなって。
本当に、それだけでも幸せ
いつもは、ついつい怒ってばかりだけど、
私をお母さんに選んでくれて、
私をお母さんにしてくれて、
本当にありがとう
という気持ちでいっぱいです。
※1 帝王切開後の経膣分娩のこと。
※2 新生児集中治療室のこと。