これやっぱりあの時話しただと思っちゃう。
「私ね、ただ死ぬまでの時間をすごしてるだけだったの。とりあえず結婚して、ハルがお腹にきて。
赤ちゃんってどんなんかな?っては思ってたけどワクワクするわけでもなくて、不安でもなくて。
でもね、出産の時、頭の中でずっとハルと話してたの。ハルが話しかけてきてくれてたの。月がきれいだよ。朝になったら晴れてるかな?暖かいかな?って。
何も話さない赤ちゃんが産まれてきてね、あれはなんだったのかな?って思ったりね。
毎日が新鮮でね。今まで死ぬまでの時間消化ってのをなくしてくれたのはハルなの。
私を必要としてくれて、私を信頼してくれて。いつも味方でいてくれて。親なのにハルに救われてたの。
笑ったり泣いたり怒ったり、成長すると大変な時も嬉しい時もたくさんあるけど、この子とは太陽の光で輝く月みたいな関係なのかな?
ハルは太陽であって月であって…。
私ね、この子の人生にFtCの曲を残したいの。
努がみんなに送ったメッセージがきっとこの子にも響いてくれるから。
この先も努を越えるアーティストは現れない気がするし。」
そんな話をしてた。
努は「うん、うん」って相槌をうちながら聞いてくれてた。
あの時は努の別業のことで会って、私のビジョンを話したんだけど、あの話がこの曲になったように思っちゃうんだよね。
