奥多摩の記事の続きです。
奥多摩ハイキングの主目的はこれ ↓
澤乃井の利き酒です。ビールがチェイサー。
まずは「澤乃井園」、
茶店風の利き酒スペースからスタート。
14種類のお酒を、1杯200~500円で飲み比べできます。
4年物の古酒や大吟醸なども。
さらに、上記の値段はお猪口代(100円)込みなので、
おかわりならすべて100円引きです。
知人が「前回使ったお猪口」を下さったので
最初の1杯から100円引きでした。サンキューです♪
メンバーは計6人。私以外はみなさんお酒に強いので、
軽く全種類制覇したんではないでしょうか。
私も横から一口ずつつまみ食い(つまみ飲み?)。
「日本酒仕込の梅酒」「いろは」などが、期待以上のおいしさ。
それから「梵~ぼん~」(唯一いいお値段なのでシメに頼む)も
おいしいです。
お酒に強くもないし詳しくもないので、なんと言えばいいのか・・・
水の如くさらっとした大吟醸ではなく、
もう一歩何かある、ちょっとパンチのきいたお酒、と呼びたい味です。
利き酒スペースを後にして
同じ澤乃井の豆腐料理店「いもうとや」まで
しばらく川縁を散歩します。
いや、散歩と言うにはちょっとアップダウンがあれですけど。
さっき飲み比べを堪能したばかりながら
ここでも飲み比べセットを。
ぜひ順番に、ということなのでしょう。
印象に残ったのは、「結」の大吟醸よりも「転」の蒼天。
香りがふわっっっと鼻に抜けるんです。
ふわぁぁぁ~っ、と。
お酒と一緒に、少し遅めの昼ごはん。
ごまだれ+豆乳の冷やしうどん定食です。
右下はヤマメのお刺身。軽く〆てあり、川魚の臭みはありません。
マスのようなねっとり食感かと思いきや、意外とコリコリの歯触り。
豆腐料理というと、主に女性向けという印象がありましたが、
他に頂いた「牛すじ煮込み豆腐」はガッツリ系の鍋。
ちがう趣でこちらもたいへんおいしかったです。
さて、遅めの昼ごはんを食べたばかりなのに・・・
少し歩いて御嶽駅近くでこんな風情あるお蕎麦屋さんに到着。
というわけで早めの夕ごはんに「とろろそば」を。
こちらのお店のとろろそば(冷)、衝撃でした。
これまで知っていたとろろそばの概念を覆されました。
これまでの、というのは
ぶっかけそばに白いとろろが載っているか、
ざるそばに白いとろろ(+うずら月見)の小鉢が添えてあるか、
・・・ってイメージだったのですが、
ええー?つけ汁ととろろが一体化!
だしの香り、つゆの風味、とろろの食感が口の中に広がります。
これはおいしい!
真似できそうだから自宅で作ってみようか、というほど
ツボにはまる味でした。
もちろんそば自体のおいしさに負うところも大きいです。
それに1日歩いて思ったんですが、
奥多摩では何より、「空気もご馳走」です。
仕事のもやもやも吹っ飛びました。
季節が変わったらまたぜひ!!