うちのスクールコンセプトは、
わかりやすく言うとユルさ(笑)
冗談はさておき。
気軽にダンスに触れられ楽しめて好きになれる場所。
ダンスに対するニーズは色々。
ガチでやりたい人は、近場にゴロゴロある大手のスタジオに行けば環境が恵まれているわけだし。
ユルいとはいえ、一応やることはやってます。
ただ、お祭りとか人様の前で踊る場面が訪れると
私の中でジレンマが起きるわけ。毎年毎年。
基本的に私は真面目だしストイックだし向上心がある方。
なので、
人様にお見せする＝無料だろうがなんだろうが、お客様の時間も交通費もタダじゃない。
ユルさはやっぱり許せないんだな。
目的が明確なキッズダンサーなら相互にガツガツ出来るけど
うちはそうじゃない。
でも子どもである以上、教えたりほんの少し引っ張ってあげることも必要。
すっごく絶妙なさじ加減じゃないと、お互いに嫌気がさしてしまう。
どうにかするのは私の責任と指導力であり
妥協はしたくないけど、妥協点を見つけつつ
子ども達との波長のバランスを保ちながら、出来る限りのスピードでやってきた。
本番前でさえ
「練習してきなさい」と言ったこともほとんどない。
親御さんにも、練習を無理にさせないように言ったこともある。
義務教育ではないし
無理やりさせることではないと思った。
一方で
「やりなさい」と言われなくても
（やりたくなる）ことを願っていた。
自らの気持ちが動けば、力はぐんぐん付く。
それまでは、仕掛けをして待つしかない。
どんな時も
真っ直ぐに子ども達に接することと
私なりの正しい在り方、そして背中を見せること。
まずは「来たい場所」になることを目標としてきた。
ここ数ヵ月、生徒ちゃん達に変化が。
出来なかったステップや振りを練習してきた。とか（もちろん前からやる子はいたけど）
体調悪いけど見学だけ来るとか。
そういうのが増えてきたなーと思って。
私も人間なので、純粋にありがたいし嬉しい。
ただし
自主的に練習する・見学に来るが良しってわけでもなく
今まで通りにマイペースに続けたい子はそれでも十分なのです。
みんな良しなのです。
みんな上達してるしね(^_-)-☆
それぞれの考え方・興味・性格・日常生活がある。
それぞれにあった育て方をしていきたい。
立ち上げて数年ゆえ、スクール在籍年数が長い先輩がいない。
上から受け継がれる、やり方もしきたりもない。
今のみんなが、
「ハートグロウ AKIキッズダンススクールらしさ」を作っている最中。
先生は生徒ちゃんに育てられているんだな
ありがとう。感謝。