服部平次の一人称は『ワイ』ではないが…… | 口は災いの元

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秋志さんのチラ裏的Blog

どうも、明けましておめでとうございます。

 

最近、コロナウイルスさんのせいで色々と動きが制限されているので、暇を弄び始めたのですが、Amazon Primeで名探偵コナンのアニメがシーズン3まで観れちゃうようになっていたので、この際にと思い、懐かしみながら観ておりました。

今のコナンは観てないので何とも言えないのですが、初期コナンのアニメオリジナルシナリオって結構クオリティが高いというか、今観ても普通に面白いんですよね。

そんなわけで、今回はオリジナルシナリオを影から支える素敵な脇役達の中から、気になった何人かを紹介していきましょう。

 

「おっと、この先は盛大にネタバレが含まれてるから、注意が必要だぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①三浦

29話『コンピューター殺人事件』に登場する社長秘書。

この事件は運転手の時任が犯人である事が前提で話が進むので、この人は単なる解説役。

……の割には、眉毛はないわ、ハゲかけてるわ、後ろはオカッパだわで、キャラは時任よりも圧倒的に濃い。

だが悪い人ではないようです。特に目立った活躍も無し。

 

 

 

②永井孝

79話『銀行強盗殺人事件』に登場する銀行員。

この事件、ゲストキャラが多い割に犯人(というか共犯者)の谷口以外は特に何もしないので(大学生の辻が犯行の様子を録音してたくらい)、基本的に皆影が薄いのだけど、この人はその中でも特に薄い。何せ台詞が「ありがとうございました。ゴホゴホ」だけである。モブの銀行員や鑑識よりも少ない。

与えられた役割は『風邪が流行っている事をアピールする事』くらいか。それこそモブでよかったような……。

 

 

 

③中山和美

83話『総合病院殺人事件』に登場するナース。看護婦という表記に時代を感じる。

ちゃんと名前も与えられているが、今回の事件は犯人が医師の白井と特定されているので、物語序盤に世間話をするだけで出番は終了。

 

その後、白井のアリバイを証言する為に再登場……と思いきや、「沖田君」と呼ばれていたので、別のナースだったようです。当時は同一人物だと思っていました(沖田には名前表記がない)。

 

左が中山、右が沖田。同じやないか!!

 

 

 

④羽村秀一

88・89話『ドラキュラ荘殺人事件』に登場する知的イケメン。だが、そのメガネは意味あるのか?

事件発生後、真っ先に疑われるも、慌てることなく小五郎を論破。その後、真犯人が書生の田所だと判明してからも、動揺する彼の代わりに矛盾点を突いて反論する等、アタマの良さと冷静さが窺える。ちなみに声優さんは速水奨氏なので声もイケボ。

今回の容疑者の中で唯一、事件で何も失っていないどころか、美人の奥さんまでゲットしてハッピーエンドを迎えている。イケメンはお得である。

 

 

 

⑤潮文造

92・93話『恐怖のトラヴァース殺人事件』に登場した今回の依頼人。

僕、昔からこの人大好きなんですよ。もう服部以上のコッテコテの関西弁で、初見だと関西人の僕でも何を言ってるのかわからなかったレベル。

しかも!服部と違って、本当に一人称が『ワイ』なんです。おまけに時々『ワテ』にもなる。

 

ワテはこう見えてもなんでんでや」「ワイを信用できへんちゅうんか!!」「おまはん、タダもんやないな」等、イントネーションも込みで面白関西弁を連発するので、小学生の時に妹と一緒に真似しまくっていたら「バカみたいだからやめて」と母親に怒られました。

 

ついでに、泣きゲーで有名なCLANNADに出てくる主人公の娘の名前が『汐(うしお)』なのですが、どうしてもこのオジサンの顔がチラついて仕方なかったです。

 

 

 

⑥能勢新吾

上記の潮さん同様、『恐怖のトラヴァース殺人事件』に登場する小説家。ミステリ作家故にか、観察眼が鋭い。

言動が胡散臭く、事件中もどこか楽しんでいるような様子を見せるものの、トラブルメーカー揃いの今回の関係者で唯一何も問題行動を起こさなかった上、特に危険な目にも遭わず、最終的に容疑者7人中2人死亡、3人逮捕という大波乱を生き残った猛者。典型的な『思わせぶりだが何もしない人』。個人的にこういうポジションに憧れますな。

 

ちなみに、彼の著作『謎の美女記憶喪失事件』はアニメコナン24話のタイトルと同じだったりします。内容も記憶を失くした殺し屋の話……と完全に一致。

コナン「トリックがイマイチだったような……」

 

 

 

⑦高梨亘

こちらも同じく『恐怖のトラヴァース殺人事件』に登場する方。帽子の下はバーコードハゲである。

常に挙動不審であり、宿に着いてからも唐突にナイフを振りかざしたり、突然どこかに逃げ出す等、初日のトラブルメーカー代表。

しかし、それらが閉所恐怖症からくるパニックだと判明し、最初に容疑者から外れる。それ以降は性格が180度変わり、コナン達にも協力的に。

終盤まで疑われ続ける他のメンバーと違い、2日目からは出番が減るものの、7人中5人が消えた今回の事件で無事にエンディングまで生き延びたもう1人。

 

何となくお察しかもしれないですが、僕はこの事件が一番好きです。

 

 

 

⑧岡野均

97話『別れのワイン殺人事件』に登場する依頼人・市川の主治医。

この事件は市川と、性格に難ありな市川の娘2人を中心に遺産の取り分云々で話が展開し、市川死亡後も姉妹2人がお互いをディスり合い続けているので、ほぼ空気と化しており終始影が薄い。

 

……が、実はこの事件の犯人。初見の時は存在を忘れていたので急に出てきたモブが犯人なのかと思いました。でも、こういう意外な犯人が一番面白いですね。

 

 

というわけで、初期コナンのお気に入り(?)なアニメオリジナルキャラ達でした。特に潮さんは『一人称ワイのキャラ』としてもっと認知されて欲しいですなw

シーズン4も早く解禁して欲しいですねヾ(:3ノシヾ)ノシ

 

 

ちなみに、コナンのキャラでイチオシは灰原です。そりゃもう登場当初から。

おそらく人生で最初に萌えた女性キャラではないでしょうか(☝ ՞ਊ ՞)☝