関東から北海道に行くには、大洗から「商船三井さんふらわあ」もしくは、新潟から「新日本海フェリー」のどちらかが一般的。
あまり選ばれない方法として、名古屋か仙台から「太平洋フェリー」があります。
我が家は「新日本海フェリー」か「太平洋フェリー名古屋発」を選んでます。
「さんふらわあ」を選ばない理由は3つ。
高額。部屋数が少なく予約がとりにくい。東京を超えて大洗まで行くというのが混んでて好きじゃない。
フェリーにはいろいろな部屋があってお値段いろいろ。
我が家の条件「海の見える窓のある2人部屋+車1台」で2024年6月の料金を調べます(使える割引をすべて適用させた価格)
新日本海フェリー(新潟ー小樽):45460円
さんふらわあ夕方便(大洗―苫小牧):66930円
太平洋フェリー(名古屋ー苫小牧):67400円
太平洋フェリー(名古屋ー苫小牧):65000円(早割)
太平洋フェリーの「早割」というのは閑散期にだけ発売される「数量限定キャンセル不可の代わりに割引率の大きい販売枠」です。
予約開始と同時に瞬殺でなくなるんで、戦いに負けるとちょっと高い方を予約することになります。
たいした値差じゃないですが、これは今年から割引率が改悪してお得感がなくなった結果です。2023年までの早割は正規料金の半額ほどで超お得だったんです。
参考)太平洋フェリー(名古屋ー苫小牧):64200円
参考)太平洋フェリー(名古屋ー苫小牧):47700円(早割)
過去を羨んでもしかたないんで今年の価格で3社を比べると、日本海が安くて他は横並びに見えますが、さんふらわ(18時間)と太平洋(40時間)と乗船時間が倍以上違います。
太平洋フェリー(過去写真・名古屋港の橋をくぐるところ)
名古屋から仙台経由で苫小牧まで、国内最長の40時間航路。
仙台入港中では2時間ほど徒歩で船を降りることもできます。
新日本海フェリー(過去写真)
新潟小樽航路の船の大浴場には露天風呂があります。風が強くてちょっと過酷な時もありますが、気持ちいいです。
新潟小樽便は小樽の下船が朝4:30。休みに制限のあった会社員時代にはコレ一択でしたが、船好きとしては物足りない気分です。
もう一航路「新潟苫小牧」もありますが深夜発夕方着でして渡道してからすぐに1泊することになります。
無職で船好きの我が家は40時間乗っていられる「太平洋フェリー名古屋発苫小牧行」を選びます。