北海道キャンプツーリングは文字通りキャンプをしながら移動します。

「キャンプ」と聞くとどういうキャンプをイメージしますか?

 

かつては、初めて一緒にキャンプに行く友人に「山渓?ビーパル?どっちの経験者?」なんて聞き方をしてました。

今ではすっかりビーパルやゴーアウト的なオートキャンプを想像する人が多いように思います。

そもそも雑誌で例えても伝わらないかしら…

 

 

 

 

 

 

山渓的なキャンプは、身一つで荷物を持って足で運ぶために、軽くて小さい装備が必須。ウルトラライト(UL)を求めると装備を100g軽くするために1万円かかるという世界もあるそうです。

 

ビーパル的なキャンプは昨今のキャンプブームの通り、大きな車に大きな荷物をつんで快適性を求めるスタイル。車横付けや電源サイトなど、快適性とオシャレへの要望はきりがない世界です。

家族や友人でワイワイと飲み食いしてっていうのは最高楽しいですよね。

過去にはグループで何度も行きましたが、私の周囲では「花より団子」かっこよさより美味しいものに課金する、宿泊宴会場としてキャンプでした。

 

間をとったようなバイクキャンプの世界もあります。

軽くて小さい荷物が理想だけどバイクに乗れば許容範囲。一人でコンビニめしを食べるだけ~焚き火やガスで調理までいろいろ。

 

さらにキャンカーから軽自動車までいろいろな、車中泊というジャンルもあります。

YouTubeでは若者ががんばってますが、実際に北海道で見かけるのは時間があるけどテントは面倒な高齢者がほとんどです。奥様が付き合ってくれないという男性1人というのがとても多いです。

 

 

我が家の北海道キャンプツーリングのスタイルはというと、バイクキャンプのようなものです。

ビーパル的な大きなキャンプ道具じゃないから、2人+荷物がコンパクトカーに収まってます。

 

火気はガスだけ。焚き火はしません。虫に刺されるんでテントからは出たくないんです。(刺されると腫れる体質だから大変なんです)

 

焚き火してこそのキャンプだ。BBQしてこそだ。と思う人には一風変わったスタイルに見えると思いますが、北海道で80泊以上はキャンプしてるんで我が家なりに確立したスタイルで快適にすごしてます。


キャンプの世界も多様性です。「~べきだ」と決めつけずに慣用な気持ちで眺めて下さい。