こんばんは。英会話講師戸川です。
先日、11月22日(木)に行われた大阪本町ネイティブ非ネイティブ英語交流会がどんなのであったか、やっとお知らせできます。
場所は、大阪科学技術センターで行いました。
そして、こちらが、会場の準備の様子。
時間は六時過ぎ。六時半開場、七時スタートですので、まだちょっと早いですね。
そして、奥に写っている女性の方が、グロービッシュマスタートレーナーの藤田さん。
そして手前の男性の方が、私とグロービッシュ養成講座を一緒に受けた、宮野さんです。
この時私、すでに手汗びっしょりでした笑
会場の準備を段々と進めていき、いよいよ六時半開場。
その時には、少しずつ参加者の方達が集まってきました。
そして、7時直前には、会場の雰囲気はこのような感じになっていました。
ここで僕が色々ビックリした事がたくさんありました。
それは、一番下が7歳、そして小学3年生から、上は、70代の方まで参加されていました。
その他にも、
●某大学准教授
●数学研究者
●某国際機関
●英語育児を3歳から育てている親
●京都からの交換留学生(ドイツ人)
などなど、たくさんの方が、この英語交流会に興味を持って下さり、参加して頂きました。
■そして、7時になり、交流会がスタート。
一番最初は、藤田さんが司会を行い、それからそれぞれ自己紹介などを行いました。
自己紹介が終わると、いよいよ私の出番でした。
いつも人前で教える仕事をしているのですが、やはり緊張してしまいます。この時手汗マックスでした笑
では、その手汗かきながらも、平静を装いながら講義している戸川の姿をご覧ください♪
テーマは、
「メンタルブロック破壊理論」
タイトルはカッコいいですが、あまりの緊張に、時々何を話しているか分からなくなっている時もありました。
しかし、ここで一番伝えたのは、
It's OK to make mistakes.
(間違ってもええんやで。)
英語が話せない理由の一つに、間違いを凄く恐れて、話せない人がたくさんいます。
何度もこちらのブログでお伝えしているように、
「カンペキな英語を話さないといけない。」
「発音あっているのかな?大丈夫かな?」
「私の英語、下手だったらどうしよう?」(下手で当たり前ですよ、そんなん。)
「ちゃんと分かってくれるかな?」
などなど、色々、
「間違いを恐れる傾向が極端に強い」
と言うのが、更に分かりました。
そして、日本人の性格上、恥をさらしてはいけない、だとか、カンペキ主義、だとか色々な事も絡み合ってるんですよね。
だから、余計に喋れない。他者の評価を気にしすぎるんです。
そんな「カンペキ主義&超ネイティブ思考」から脱却する為に、私がお伝えしたのが、
Enough English (十分な英語)
要するに、伝われば良い、と言う考えです。
まず、伝える、そして伝わる。これが大切なんです。更に、主な目的は、ネイティブに伝わる事ももちろん大切ですが、非ネイティブ同士のツールとして、このEnough English(十分な英語)があります。
このような事を約10分ほど(本当にさわりの部分だけでしたが)お話ししました。
■そして、私のスピーチが終わると、次は、元国際機関の支部長を務めた川本ティカさんのお話しをみんなで聴きました。
この時は、英語半分、日本語半分で、カースト制度の話や、ティカさんが生まれた場所、生い立ち、差別などなど、あらゆる話を一生懸命して下さいました。
そして参加者の皆さんも熱心に聞かれていました。
約1時間弱の話が終わり、最後は質問タイム。この時、私にとってとても嬉しい瞬間が訪れました!
それは、参加者の方の一人が、英語でティカさんに質問したのです!ティカさんは全く日本語が喋れないと言う訳ではありません。
むしろ、理解できますし、ふつうに話せます。
しかし、それにも関わらず、参加者の方、数名は英語で質問していました。
この瞬間、僕は思いました。
「It's OK to make mistakes.」
(間違っても良いねんで。)
間違いを恐れない。実践して頂いている。それを感じました。
そして、
「英語を話したいのに話せない人達、このメンタルブロックをどうにかして破壊したい!」
と再度強く思った瞬間でした。
■質問タイムが終わると、次は、サバイバル英検と言う英語ゲームをしました。
こちらがその時の様子。
カンタンに言うと、Aさんが何の事を言っているのか、Bさんが正解を当てるゲームなんです。
例えば、遠距離恋愛を英語で説明するとどうなる?
から揚げを英語で説明すると?
週休二日制は?
などなど、
説明する方は、それを何とか英語で説明しないといけない。
そして、それを当てる方は、その事を日本語で答えてもOKなんです。
このゲームはとても盛り上がりました!
「ゲーム」となると、別に間違えても全然良いですし、メンタルブロックは破壊されますね。
時間があまりなかったので、少しの時間しかできませんでしたが、とてもみなさん盛り上がっていました。
そして、9時終了予定だったので、ゲームは約10分ほどで終了し、最後は参加者全員に感想を書いて頂きました。
嬉しい事に、参加者、ほぼ全員が、また参加してみたい!と回答を頂きました!
いやぁ、これは本当に嬉しい事ですね!
では、ここでいくつか参加者さんの感想を紹介しますね。
●「グロービッシュ」=十分な英語力に興味/共感される点がありましたか?
・失敗を恐れずにチャレンジすること。
・ネイティブの英語だけが、英語じゃないというところ
・日本にも多くの外国人が住んでいますが、大半が非ネイティブなので、互いに自己流の英語で十分だと思います。
・間違いを恐れずに話す
・間違っても良い、完ぺきをめざさなくてもいいところ
・伝えたいことが伝わればいいという所
●楽しかった点はどれですか?
・自分が知らない国の文化、制度を知れた
・Tikaさんの話
・ティカさんの体験談
・カンタンなゲームがあったので、楽しく参加できました
などなど、たくさんの感想を頂きました!本当にありがとうございます!
■そして、9時で交流会は終了したのですが、次は、懇親会と言うことで、大阪科学技術センター近くの人気カフェ、the earthで懇親会を開きました。
その時の様子がこんな感じです。
中にはドイツ人の方もいてましたー!もちろん英語です!日本語も話せるんですけどね!
そしてわたくしも、笑顔でカメラ目線♪
そして、奈良は電車がないため笑 私、お先に失礼させて頂きました。
で、このタイミングで、次回、第二回ネイティブ非ネイティブ英語交流会のスピーカー(ゲスト)を探していると、こちらのドイツ人のホリガーさんが、お話しして頂けると言うことです!
ちなみに彼、23歳です。僕より年下ですよー!
なので、ドキドキハラハラの第一回大阪本町でのネイティブ非ネイティブ英語交流会は無事終了しました!
そして、次回も開催します!
12月、1月はバタバタしていますので、次回開催月は2月に開催してく予定ですので、興味のある方は是非ご参加してくださーい!
また戸川のブログから詳細お知らせしますね!
■編集後記
この交流会で驚いたこと、それは親御さんが子供の英語に関心を持っているということ。
特に、今回この交流会に参加して頂いた、ある親御さんは、「小学三年生の子供を一人でカナダに留学させる」ということ。
もちろん、飛行機は一人です。
「もうそこまでされる人もいるんだ。」
と、とてもビックリしました。
僕も、20代前半に英語を習っておいて(留学できて)本当に良かったと思ってます。
早ければ早いほど良い。かといって、遅すぎる事だってない。
年いってるから、とか、時間ない、とか、記憶力が良くないから、とか、できない理由を探すより、出来る理由を探して取り組んでいった方が、ちゃんと伸びますからね。