馴れ初め | 矛盾SPIRAL

馴れ初め

今の彼とは、職場恋愛のような感じ。
と言っても同じ職場に勤めているわけではなくて、
彼はイベントのときにのみわたしの職場に来る人。
4月半ば、初めてのイベントで彼と知り合った。
それまでにも何度か電話で話したことはあって、「感じのいい人だな」と思っていた。
イベントの打上げで初めて言葉を交わした。
運良くほかの人が互いを紹介してくれて挨拶をしたのがきっかけ。
場所は焼き鳥屋さん・・・
何だろう。
彼の背中に何とも言えないオーラが漂っていた。
それは今も変わらない。
その人の持つ空気というのはそうそう変わるものではないなぁと思う。
その空気に引き寄せられるように、わたしは子供のふりで無邪気に堂々と近づいた。
「僕、結婚してるから」とか、
「そんなつもりないから」と言われるのが怖くて。
もしそういわれても、「やっだぁ!ごめんなさーい!わたしもそんなつもりじゃなかったんですぅ!」と言い訳できるように。
子供のふりと仕事の顔を通してメールアドレスを交換した。
「何かと連絡とらなきゃならないだろうからそれがいいわ」なんていう後押しもあったりして助かった。

それから、毎日10通ぐらいはメールのやり取りをしただろうか。
でも、最初はぜんぜん脈は感じられなかった。
一方的に「お慕い申し上げております」って感じだった(謎)
「あなたのファンなんです」って感じだった(謎)
初めて彼が特別な思いを示してくれたときは本当にうれしかった。
お互い家庭があってメル友状態の二人だったから、
その気持ちを言ってくれたのもメールだった。
「もうずっと凍りついていた気持ちが溶けていくようです。
心の通じ合える大切な人になってしまいそうです」と。

ちなみに、わたしは逃げ道を残しながらも最初から好き好きアピールはしていた(笑)
だから、十分わたしの気持ちは伝わっていたんでしょうね!