巡礼中のセラピーin NZ
Whitianga(フィティアンガ)滞在は、濃厚濃密な6日間だった。
遊歩さん&宇宙(うみ)ちゃん親子のお宅には、
そこで暮らしていた、なるちゃん&ちんにゅちゃん、
そして、私と同じく訪問者だったれいこちゃんも交えて、
計6名でわいわい、一つ屋根の下、共同生活をさせていただいた。
学びはエココミュニティからだけでなく。
人と繋がることの楽しさ、
自然の中で生きることの喜び、
地球家族への想い、
今までの人生や旅が一直線になっていることを、
改めて実感する時間になった。
まずは、食!
毎食、なるちゃん&ちんにゅちゃんによる、
素晴らしいマクロビ料理に、涙が出るほど感動していた。
庭に、わんさかなったアボカドを、木に登って収穫し、
カシューナッツバターやタッヒーニとともに、
毎朝いい匂いで焼きあがってくる全粒粉パンに塗って頂く。
く~!なんという贅沢!!!
コーンフリーの天ぷら(GMOフリーのキャノーラ油とゴマ油配合で揚げてる!)や、
シルバービートのお味噌汁、玄米おにぎり・・・
地産地消+健康への意識の高い日本食アレンジ。
どれもアイディアが素晴らしく、
愛情がこもった料理の味わいは・・・
おいしいよ~(涙)!!に尽きるのだった。
夜のおしゃべりセラピー
夕食後は、ホストの二人が長年続けているコウ・カウンセリング(ピア・カウンセリング)の時間
(遊歩さんはカウンセラーでもある)。
ペアや数名で輪になり、
その日あった嬉しかったこと、発見、胸の内にあること、などを、
数分自由に話し、話し手を交替して、拝聴側へ回る。
ポイントは、
●話し手は、途中、涙、あくび、震えなどが出ても、どれも止めないこと。
●聞く側は、相手が話している間、目を見て、ただ傾聴する。
「Don't stop your feeling!」と、壁に貼られて紙には、
「笑う、泣く、怒る、あくびをする、震える」
それぞれの表情が描かれており、
抑えることなく、思う存分出しましょう、とあった。
「涙を流すことが、いかに感情/人を解放するか」、はよく言われるが、
「あくびも止めない」とうのが面白く、とにかく、二人はよくあくびを出す。
実践すると、身体もリラックスするし、そこで出る涙の力もまた、浄化の作用を感じた。
また、胎児から3歳までの記憶が、人生へ多大な影響を及ぼすことは知られているが、
仮に何かを思い出したとしても(ネガティブなことが多かったりする・・)、
整理しようとする必要はなく、
その時の感情を開放していくことが大切、とも。
ここにいる間、毎日異常に眠かったのは、
ヨガTTC一か月を経て、頭・体を使いまくったぶり返しだったかと思ったが、
いろんな感情も解放した、浄化のせいもあったのだろう。
参考:遊歩さんに関するこんなページが出てきました。
宇宙ちゃんも、すっかり大人になって・・
ドキュメンタリー鑑賞
皆で、ドキュメンタリー作品を見て話し合うこともあった。
覚えているのは、以下3つ。
「エンデの遺言 根源からお金を問うこと」
「懐かしい未来」
北インド・ラダックの環境問題や、 変わりゆく生活をつづったもの。
私もボランティアで滞在した地域で、まさに目の当たりにしたことだった。
同時に、改めて、ラダック文化の素晴らしさ、継承の大切さ、
現地の人が教えてくれた温故知新を思い出した。
「戦士の刻印」
アフリカの女性性器切除問題を扱ったもの。
これまた、まさに旅したマリなど西アフリカが取材対象だったが、
アフリカ全土だけでなく、世界中のムスリム文化圏で起きている大問題だ。
製作当時(1996年)にして、1日に800人の、そして28人に1人の女性が、
この忌まわしい慣習に苦しめられているという事実に、胸が張り裂けそうになった。
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鑑賞後は、皆で、感じたことを話し合った。
ラダック、西アフリカのみならず、
物質的に厳しかった地域、過酷な環境、
宗教上の争いや性差別、社会格差、といった地球上で起きていたこと…
私は肌で感じ、いろんなことを考えたり、時に葛藤しながらも、
すべて楽しんでいた自分を思い出した。
その後、欧州の先進国エリアに入り、
NZに行く直前は、ヨガモードで、
探求心が自分の内側へと向かっていたので、
地球規模で見るって、忘れかけていたことだった。
特に、印象的だったのは、③「戦士の刻印」のラストの言葉。
「傷跡は、傷を受けた後、
私たちが立ち上がるための“戦士の刻印”。
多くの女性が、
アクションを起こし始めたことが希望。」
久々に、身体の内から煮えたぎるものを感じた。
感じとったメッセージは、
自分の抱えている苦しさを感じて、開放していくこと。
目の前の人、地球家族にも、誠実であること。
明るく美しい世界を想い、
起こっている「現実問題」に対し、心配や怒りからでなく、
愛からくる選択をしていくこと。
NZでのあのタイミングで、そして今ここにいる東京で、
こうして、アフリカやラダックはじめ、“見てきた現実のおさらい”をさせてもらうのは、
自分への栄養になっている。
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「やまちゃん、真の巡礼マップ、作ってよ」
人々に、本当に行くべき場所を伝える地図。
「ここ(Whitianga当時の遊歩さん宅) →周辺のエコ・コミュニティ
→将来、れいこちゃんが作るコミュニティ・・・ みたいな流れで~(笑)」
(妄想会話がつづく。)
地図はともかく、こうして、書いて残すことを、
まずは続けたいと思う。
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今回、食べ物の写真しかないので(笑)、
最後に、なるちゃんに教わって作った、ドリームキャッチャーを。
手先が不器用なんです
皆さん、温かい空間と、素晴らしい日々を本当にありがとう!
最後までお読みいただき、有難うございました。
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