世界中の熱帯に生息するタランチュラですが、何もアメリカ大陸や東南アジアだけじゃなく世界中に熱帯地域があるわけですよ。そうすると残ってるのはアフリカなわけですよ。

 アフリカのタランチュラはバブーンと呼ばれます。

 そしてこのバブーンもアースタイガー同様に気性が荒いです。そしてすぐに走ります。うちのバブーンももちろん俊足で攻撃的です。裏返すと多分臆病なんだと思います。

カメルーンレッドバブーン

学名: Hysterocrates gigas

 水場に強いタランチュラで、泳ぐことができると言われています。ただ泳ぐところなんて見たことないですけどね。穴を掘ってその中で脱皮も捕食も排泄も行うので、正直姿を見ることがありません。たまに姿を見せても、すぐに穴の奥に逃げていきます。タランチュラ飼育者に結構好かれているタランチュラです。


モザンビークホーンドバブーン

学名: Ceratogyrus spec."Mozambique"

 成長すると背甲にツノが生えるタランチュラです。これもまたシェルターの入り口に巣を張ったら全く出て来ないです。ショップの店員さんに「モザンビークは出回っていなくて、日本でも数人しか飼育していないですよ。」と言われても購入しました。でもまだツノは生えてきていません。


ウサンバラスターバースト

学名: Pterinochilus murinus RCF

 凶暴な上に脚が早い。すぐ逃げるし、すぐ威嚇してくる。でも背甲に星が爆発したような模様があるので“スターバースト”と呼ばれます。おまけに金色の体色。そして爪先だけブルー。煌びやかで派手なバブーンです。ウサンバラも他と同様に姿を見ることはほとんどありません。ケージ内に巣を張り巡らせて迷路を作るので厄介です。おかげで脱皮殻も取り出せない困ったやつです。


 これらバブーンは土を厚く敷いてしまうと、姿を見ることが珍しいタランチュラです。「土を飼っている」と言われるのはコイツらです。

 

 さて11種12頭紹介しました。

 タランチュラは以上です。

 飼育ルーティンは水の補給と餌やり。翌日餌を食べたなら食べカスをすぐに除去し、食べていないならコオロギを回収。この繰り返しです。そして土がカビてきたり汚れたら土を替えます。本日もブラジリアンジャイアントブロンドの土替えついでにケージ移動もしました。

 ハンドリングはできないけど、見ているだけで面白いですね。そしてアクセサリーを買い集めるような感じで、収集したくなってくるのがタランチュラです。

 さぁ、あなたも一緒にタランチュラにハマりましょう!

 次回は奇虫か捕獲した虫になります。

 アディオス!