続きまして今回はアースタイガーを紹介します。

 アースタイガーとはアジアに生息するタランチュラのことです。バードイーターとの違いはとにかく荒いです。攻撃的で毒性が強く動きが速いと言われています。ただデメリットばかりじゃありません。刺激毛を飛ばさないらしいです。

ボルネオブラックツリー

学名: phormingochilus arboricola

 東南アジアのボルネオ島に生息するアースタイガー。ツリーの名前を冠しているので樹上性なのかと思ったら、地中に隠れて一切姿を表しません。まだ小さいですが毛むくじゃらでカッコいい個体です。成長した個体の前肢を見ると樹上性のような太さがありますので、成長が楽しみなアースタイガーです。


ネオンブルーレッグ

学名: Birupes simoxigorum

 我が家で一番新しく迎えたアースタイガーです。2019年に発見されたばかりのアースタイガーで、Birupes属にはこの一種しかいません。ボルネオ島のサラワク州に生息します。見た目通り足は鮮やかな青です。しかも光の角度で見えなくなったりします。しかもアダルトになるとこの青が3割程度しか残らないようでます。

 まだまだ高価な種です。私も清水の舞台から飛び降りる勢いで購入しました。だからというわけじゃありませんが、気をつけて飼育しています。


 私のところにいるアースタイガーは以上の2種です。バードイーターに比べてアースタイガーは敬遠されるのかな?凶暴だから。入荷数もバードイーターの方が多いようでなかなか入手できないですが、刺激毛がないので私は今後ターゲットにしていこうと思っています。

 次回はバブーンの紹介をします。