時間の大切さを感じた瞬間は?

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高校卒業時、大学入試に失敗し、紆余曲折あって最終的には7年後に大学に進んだ。
入試の時、とある国立大学医学部の面接で、記憶力は年齢とともに衰えるので入学してもついて行くのが難しいのではないかと言われた。
一般論としてはそうだろうとは思うが、だったら募集要項に年齢制限を書いとけよ!と思った。
 
大学入学後、ちゃんと目的を持って入学したので授業は楽しかったし、疑問に思えば研究室まで教員を訪ねて質問をした。
おかげで教授間では知られる存在になっていたらしいし(研究室に入ってからそのことを知る)、主席で卒業もした。
外部の大学院に進み、博士号も取得し、研究者、大学教員のポストにも就けた。
 
その後は教育にフィールドをシフトし現在に至る。
 
高校卒業から大学入学までの7年間の人生経験は無駄だとは思わない。
ただ、その後何度か年齢による偏見(と私は思っている)は感じた。
その時は時間の大切さを感じはしたが、それでもしたいことを貪欲に求めてやってきた。
 
世間には無駄に見えた7年間を取り返せただろうか?
 
老後の年金額などで不利な点もあるだろう。
でも私の人生は今のところ楽しいし幸せを感じている。
人生の最期でもそう思って逝きたい。