昨日、とある施設から出張講義の依頼があって講師として行ってきた。
テーマは「メンタルヘルス」
教員になってから精神的に辛くなって学校に来られなくなってしまう生徒を何人も見てきた。
現勤務校の専門学校でも同じような状態になってしまう学生がいた。
かくいう私もかつて鬱になって仕事をやめた。
もがき苦しむ中でいろいろな方法を学びそして試してきた。
私に効果があったもの
リフレイミング
問題書き出し法
課題解決アプローチ(SFA)
人を褒める
感謝の言葉を声に出す
普段から他人に対しては笑顔で感謝を述べ褒める。
悩んだときは課題解決アプローチを自身に対して行う。
どうなったらベストかをイメージして、そのためにできることを粛々と実行する。
学生に悩み相談された時も課題解決アプローチだ。
研修講師としてはストレスを溜めやすい思考パターン、ストレスが起きるメカニズム、その解決のための方法論、の話をした。
その中で一番伝えたかったこと。
♫視えない声に
奪われないように
ここにいるための僕の証明を
思い描いた日々を重ねていく
振り返ればもう 無数のゴールライン
越えてきた証♫
(幾田りらさんのAnswerの歌詞の一部です)
現在この場に存在するということは、数多な苦しみや悩み、悲しみを乗り越えてこれたということ。
苦しみの真っ只中にいるときは辛くてとても越えられそうに思えなくても、ちゃんと越えてきているのである。
苦難との戦いに対して勝率10割なのである。
一度も負けていないという事実を前に、次の戦いでの勝敗を予想するならば、「勝ち」に全Betだ。
どんなに不安でも、全て勝ち抜いてきたという実績を盾にして足を踏み出す。
それだけの実績があなたにはあるのだから。
こんなことが言えるようになった。
自分自身、本当に強くなったと思う。