明日は勤務校の2年生の卒業試験。
専門学校2年間の学びの集大成を試験で発揮してください。
例年、この卒業試験で赤点をとる学生がいる。
多い年で2割、少ない年でも1割はいる。
卒業試験には一度だけ再試験のチャンスがあり、もし赤点だったとしても再試験で合格すれば卒業認定される。
たとえ再試験になったとしても、卒業試験に合格していればその後の国家試験の受験資格はある。
国家資格取得のための専門学校なので、卒業試験は国家試験の受験資格を得るためのものであって、卒業試験をパスするのは通過点のはずだが、この関門を越えるのに四苦八苦している学生がいるのが現実だ。
明日の卒業試験は即座に採点され、結果もすぐに通知される。
赤点だった者は翌日再試験の手続きをし、来週中ずっと補講を受ける。
そして翌週の月曜日に再試験を受ける。
この補講はかなり厳しい追い込みもするので、補講する側も心身ともに疲れる。
だからできれば補講がないに越したことはない。
でもきっと補講対象者は出るだろう。
どうか全員1回でパスしてください。
ほぼ叶わないと思いながらも、一縷の望みをかけている。