白書から気になった部分転載します。
前年分は発表されないのでしょうか?
時間かかるもんなんかなぁ、、、
出展:平成28年度文部科学白書 >
第2章 東日本大震災からの復興・創生の進展
第2節
絆(きずな)づくりと活力あるコミュニティ形成
ColumnNo.07 福島県「子どもの学習支援による地域再生事業」
~学びを通じた地域コミュニティ再生を目指して~
福島県では,平成28年度委託事業
「仮設住宅の再編等に係る子供の学習支援
によるコミュニティ復興支援事業」
と補助事業
「学校・家庭・地域連携協力推進事業費補助金」
(学校を核とした地域力強化プラン)を活用し,
「放課後子ども教室推進事業」,「学校支援地域本部事業」,
「学校・家庭・地域連携サポート事業」等に取り組んでいます。
これらの事業は,平成23年3月の東日本大震災及び原子力災害からの復興・創生に向けて,
学校や公民館等の社会教育施設を活用しながら,
学習活動のコーディネートや支援,安全管理等に従事する方々による子供たちの学びの環境等を整備することを目的として実施しています。
「放課後子ども教室推進事業」では,
放課後や週末等に小学校の余裕教室等を活用して,子供たちの安全・安心な活動拠点(居場所)を設け,
地域の方々の参画を得て,子供たちと共に勉強やスポーツ・文化活動,地域住民との交流活動等の取組を実施しています。
平成23年度の震災後には,県内36市町村114教室で事業を実施していましたが,
28年度現在では,県内37市町村117教室で事業を実施するなど事業実施数が徐々に増えていき,県内での定着へとつながりつつあります。
「学校支援地域本部事業」では,
地域ボランティアの方々の協力による学習支援や登下校の見守り,部活動支援,環境整備等の地域と学校の連携・協働による
学習支援活動を実施しています。
平成23年度の震災後には,県内13市町村18本部で事業を実施していましたが,
28年度現在では,県内22市町村46本部へと事業実施が増え,県内での広がりを見せています。
「学校・家庭・地域連携サポート事業」,「放課後子ども教室推進事業」,「学校支援地域本部事業」では,
地域のコーディネーターやボランティアの支えがあって事業展開が可能となっています。
そのため,コーディネーターやボランティアの方々,行政職員,学校関係者等を対象とした研修会を
県レベルで1回,各教育事務所単位で14回の合わせて15回実施しています。
講演や実践事例発表,グループ協議等の情報交換を通じて,本事業に関わるコーディネーターやボランティア等の
育成及び資質向上に向けて取り組んでいます。
東日本大震災及び原子力災害により,多くの方々が今なお県内外で避難生活を続けられていることや,
根強い風評被害など本県は依然として厳しい状況が続いています。
被災した地域の自律的な復興のため,これまで以上に学校・家庭・地域が連携協力し,
地域全体で子供たちを育む体制づくりを推進し,今後も地域コミュニティの再生に向けて取り組んでまいります。
第4節 震災後の社会を生き抜く力の養成1 防災教育の充実
2 学校での放射線等に関する教育
学校教育において,児童生徒が,放射線等に関する科学的な知識等を学び,それに基づいて自ら考え,判断する力を身に付ける教育を進めていくことは重要です。
現行の学習指導要領においては,例えば,中学校理科においては「放射線の性質と利用」を扱う内容が追加されるなど,社会科や理科等の教科の中で,エネルギーや放射線等に関する内容が充実されました。
また,平成29年3月に公示された次期学習指導要領の中学校理科においては,放射線について科学的な理解が深まるよう第三学年で学習することに加え,第二学年においても,放射線に関する内容を扱うこととしています。
さらに,「災害等を乗り越えて次代の社会を形成するための資質・能力を教科横断的に育むことを小中学校総則に規定し,放射線の科学的な理解のほか,電力等の地域間の需給構造,放射線に関する身体への影響についての正しい知識などを体系的に指導するよう内容の充実を図ることとしています。
文部科学省では,学校における放射線等に関する教育の支援として,教職員向けのセミナーや児童生徒向けの出前授業を実施しています。
また,放射線に関する基礎知識や東京電力福島第一原子力発電所における原子力事故の被害状況,地域の復興再生に向けた取組等を掲載した全国の小・中・高等学校等で利用するための放射線副読本を
平成26年3月に配布し,文部科学省ウェブサイトにおいても掲載しています(※8)。
さらに,27年3月には,放射線副読本を効果的に活用するとともに,放射線教育の指導の参考となるDVDを作成し,全国の小・中・高等学校等に配布しました。
- ※8 参照:http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/housyasen/index.htm