きっと、言葉では伝わらないと思っているままです。



ご無沙汰です。





おもむろに。



以下、記憶より抜粋。





あの、痛くないのに、お腹を切られている感触。




「あ、お腹切ってる」ってわかるのに痛くない。




先生が手でお腹を混ぜている感じがするのに、痛くない。




気持ち悪いですよね。




気持ち悪いんです。




「先生・・気持ち悪いです・・・」




ままは何度か訴えたものの



「頑張って」と励まされるのみ。



横を向こうにも、両手を拘束されていて(点滴やら、モニターやら)首を左右に振るくらい。



あまりの苦痛にもじもじしているとが拘束バンドから抜け、再度括られ。



「気持ち・・・悪・・・」と嘔気がこみ上げるけども出ない。



本当に苦しかった。



時間とかの感覚もなく、ぐるぐるとした感覚だけ。



そのとき



「先生、出血が千超えました」



と看護師さんの声。



ちょっとざわついた感に、ままも意識がやや覚醒。



顔に布をかけられていたのですが、先生が「改姓さん」と呼びながら布をとった瞬間




目が合った先生の驚いた表情。




その先生の表情にままも驚き。




その後はばたばたと先生が様々な指示を看護師さんに言ったりして。



当時のままはあまりに無知で、状況が全くわかっておりませんでした。





「改姓さん、頑張って、もうすぐだからね」




そうです、忘れていたけど、出産です。





誕生の瞬間を知ったのは、泣き声でなく、言葉でした。