2日の訓練暑かったですね。

これを耐えるのも訓練か?

家に帰れば「あれ?帰ってきちゃったの?」と夫・・遺言通りヘリが墜ちればよいと思ったのか(T_T)


今回の訓練はまたもや反省山もり。

私自身訓練も3回目となれば少しは改善点があってもよいのだろうが、悲しい結果だ。

医師が隊長一人の状況下で看護師として何をすればよかったのか。

トリアージにとの命令で出かけたはよいが。。。ほんの数メートル先で拠点病院の医師がトリアージしていてDMATの前は救急隊員素通り(。>0<。)

それならと赤テントに戻りえち隊員と2次トリアージ開始。


しかし傷病者の設定がさて??赤タグなのに違う反応。

「すいません、おれ違うことしたっす」と急に患者がしゃべった。

ちがう色のタグに代えられそうになってあせったらしい。

かわいいお兄さん。

「あつくて大変だね、がんばって」と声をかける。ようやく看護師らしいことをしたかな。

今思えば、S大のナースもいたので看護師で2ぐらいずつ受け持ちを決め状態の観察をすればよかったのかもしれない。

あとでよくみれば、拠点病院で準備したモニターとか機材がそっとかたわらに準備されていた。まったく使わなかった。

トホホな結果に終わったがきっと反省は生かしてみせる。

まだまだ訓練は続く、立ち直りだけは早いはず(b^-゜)


by しょこ隊員

さて、2日の訓練ですが、前もって、想定されている傷病者の数や病名等資料があったかもしれないが、敢えて予習はせずに、訓練に望んだ。

ホンバンでは、そんなものないからだ!

 

我々は現地参集拠点病院に救急車で到着。

すでに、統括DMATがいて、トリアージポスト、赤テント、黄色テント、緑、場所が決まっていた。

統括DMATの指示にて、我々は、トリアージポストに看護師2人、赤テントに私と看護師、ロジで活動することとなった。

 

赤テントには、すでに5人の傷病者が運ばれてきていたが、しかし、医療関係者は誰もいない。

異様な雰囲気が漂っている。


 

まずは、赤テント内の傷病者の再トリアージだ。

私は、一人の呼吸苦の患者を診はじめたが、点滴はされているものの、申し送りもないので処置状況わからず。タグにも記載なし。

触診しながら、皮下気腫あるの?と傷病者に聴いたが答えない。

じゃあ、診察した通りってこと?聴診しても何も情報なし。

全くわからん????

 

診察し始めるとまもなく、救急隊がショックだという患者を連れてくる。

赤テントの患者は、ある程度処置がされているならばと、ショックの患者を診に行く。

 

頭部に外傷あり、半座位になって運ばれてきたが、意識はあり、呼吸苦はなし。

ショックなのになぜ半座位?意味がわからず?

酸素もやっていない?JPTECは?

そして救急隊からの状況説明もなし。

救急外来では、救急隊から申し送りを聴きながら、診察をするが、ショックですの一言だけ?違うだろ、それ!

凄い違和感を感じながら、この救急隊は敵だと、パニックになってしまう。

連携なんぞ、全く考えていない救急隊だ。

俺らを困らせようとしているのか?

聴診しても異常所見はなし。

横に、状況の書いた紙がぶら下がっていたが、読む暇なし。神の声で誰かが所見を報告しろよ。

とにかく、血管確保して、バイタルチェックをしてもらう。

 

赤テント内のほかの患者を診察しようとしたところ、そこに、意識障害の患者。

JCS200くらいか?いつもの通り、痛刺激していいの?

こちらの救急隊も状況報告なし。

訓練じゃなければ、「救出状況、搬送中のバイタルはどうなっていたのだ?報告しろ!」と怒鳴っていただろう。

炎天下にさらされた患者の瞳孔は、開いているわけがない。設定はどうなっているのだ?だれも、教えてくれない。


さらに問題発生。

トリアージポストや治療テントの導線が全くなっておらず、トリアージポストは機能せず、次々と救急隊が赤テント前に傷病者を運んでくる。

 

さらにさらに、テントへの搬入口と搬出口が同じであり、救急隊がテント前に並んでしまうと、搬出も出来なくなる。

 

先ほどのショック傷病者を、安定化処置も出来ずに、点滴をしただけで、救急車で搬送しなければならない羽目に。

 

他の傷病者のバイタルチェックと点滴を看護師にたのみたいが、一人しかいない。

隣に黄色テントがあるが、そこにも5,6人の傷病者がいる。

そして、ただ、立ちっぱなしの○×病院の災害医療班が数人いた。

見ているだけかよ。自主的に手伝えよ!

しかし、またしてもDMATと○×病院災害医療班との溝は埋まらず。

 

とにかく赤テント内の傷病者を一通り診て、導線を確保しなければと、赤テント内の通り道にバックボード固定されている傷病者を診察する。

脊損疑いと書いてある。

頸部から胸部を診察していくと、あれ、胸が大きい!

えっ、訓練に女性もいたの?

ごめんなさい、胸触っちゃった。

バックボードに頭から固定され、ネックカラー巻いて、胸腹部固定されていると、男か女か、わからんよ!服装はジャージだし。

セクハラじゃないからね!

 

そうこうしているうちに、クラッシュ疑いの傷病者が・・。

はあ?救出前に点滴しろよ!救出にDMATが行ったんじゃないの?

フォーレ入れて、生食全開で入れて!と叫ぶが、手の空いている看護師がいない。

 

そうこうしているうちに、緑から急変した傷病者が・・。

場所がない。

搬送して人数を減らさなければならないが、搬送の救急車の手配は誰がするのだ!統括DMATからの情報もない!

 

ふと、横を見ると、はじめに感じた異様な雰囲気の理由に気づく。

赤テントの隣のテントの地面には黒のシートがある。

あれ、これって、黒テントなの?赤の隣に黒があるの?めっちゃ酷い設定やないの!

しかし、このスペースはもったいない。

えーいっ、意識レベル3桁の傷病者を黒テントに入れてしまおう。

救急隊にスペース確保のため移動をお願いするが、困った様子で拒否的。

場所がないんじゃ!しかたないやろ!指示に従え!

でも場所がないのに無理矢理、赤テント内に入ってくる。おいおい、だめだこりゃ!

 

ここで、訓練終了!

 

結局なにも出来なかった。

この状況じゃ、一人も助けられなかったかもしれない。

他を、無視して、一人を治療すればよかったか?

 

医師が一人の状況で、赤の患者が数人いた場合、どうすればいいのか?

より重体の患者から治療していくのがセオリーだろうが、他の赤患者の状態は悪化していく。後手後手に回って助けられる人も助けられなくなる。

では、状態の早く落ち着きそうな人から治療を開始するほうが良いのか?

当然、最重体患者は、黒テントへ。

悲しく、辛い医療だ。

 

実際、助けられる人数の期待値はどうなのか?だれか、検証していないだろうか?

本当に、どちらがいいのだろう?

 

たとえば、脳神経外科の立場から言えば、数時間経過した意識レベル3桁の傷病者を助けることは、かなり無理がある。

自発呼吸があったとしても、Time is Brainである。

回復する可能性は極めて低いと言える。

助かったとしても、植物状態となったり、かなり重度の障害を残すであろう。

それならば、他の患者の治療に全力を尽くす。あくまでも、私的な意見である。

 

そして、今回の状況で、真っ先にやらなければいけなかったことは、何か?

 

私は、余っている人員を使い、トリアージポストの確立と導線の変更、人員配置変更と役割分担をするべきだったと感じている。

今いる人を、いかに上手く使いこなすか、これが課題だ!

ただ、そこまでの懐の深さがない自分が情けない。

 

当然、訓練でそんな設定変更を行えば、それだけで終わってしまうだろうから、無理なのだが・・。

by なんちゃって隊長

昨日の訓練は、暑かったですね。

立っているだけでも、汗が・・・。

そんな中、訓練に向かいました。


訓練集合場所に、向かう途中、私の携帯が鳴る。


統括DMAT隊長ではないですか!


「本日の訓練は、やはり、ヘリは飛ばないそうです。ですから、唖喜苦魅DMATは救急車で、現場参集拠点病院へいってもらいます!」


なんだって!また、ヘリが飛ばなくなったって?まあ、乗って落ちるよりはいいか!

ということで、訓練開始。


トホホ訓練内容はまた、明日。


その後の情報では、はじめの予定していた自衛隊ヘリは、訓練で被弾し使えなくなったそうである。ドタキャンの自衛隊ヘリは、某所から飛んでくる予定であったが、そちらの天候が悪く、飛べなかったとのことである。


恐るべし、自衛隊訓練。

被弾するようなヘリには乗りたくないものである。


by なんちゃって隊長