私の主人は映画が大好きで、最低でも1日1本の映画を観ます。

日本にいても海外の映画をストリーム出来る素敵な機械を持っているので、新作旧作含め、全て自宅で視聴可能です。

 

主人はアフリカ系アメリカ人なので、黒人をテーマにした映画を好んで観ます。

今までブラックコメディーは好んでよく観てたけど、黒人の悲しい歴史はあまり触れる事はなかったです。

そんな私に自分のルーツを知ってほしいと、今まで避けてきたテーマの映画を沢山観せてきます。

しかし、これがすっごく興味深くて面白い!!!

私がもともとそっちの世界に興味があるっていうのもあるけれど・・

 

中でも昨日観た映画はとっても良かったです!

 

題名は『The Color Purple』赤薔薇

ディレクターはなんと、あのスピルバーグ(全く彼の作品らしくない!)

キャストは、オプラ・ウィンフィーと、ウーピー・ゴールドバーグ

 

 

奴隷制度が終わってもまだ根強く残るアメリカ南部での黒人女性への社会的差別。

唯一心を開ける相手であった妹を奪われ、生きる意味を失うシーリー。

冷酷なマスターの元で40年拘束され、それでもどこかで生きる希望を持ち続ける彼女。

 

2時間半の超大作なので2日がかりで観ましたが、今までの奴隷映画とは違い、

人の優しさ・そして最後には黒人社会での希望が見えた作品でした。

 

何よりもオプラとウーピーの演技が凄すぎて!!!!メラメラ

彼女たち自身だからこそ出来るパワフルな演技に釘付けになっていました。

 

驚きなのは、この映画でのマスターっていうのは黒人なんです。

奴隷制度でのマスター=白人というイメージがあったので、これは衝撃。

 

主人に黒人が黒人を奴隷にするの?と聞くと、

長年奴隷制度が深く根付いていた南部では、表面的に奴隷解放後にも、黒人自体が黒人を奴隷にしていたそう。

なので、Slaveryのメンタルがなかなか抜けきれず、黒人による(もちろん白人も)

事実上の奴隷制度・黒人差別はずっと続いていたんだとか。

 

この系の映画を観ていつも感じる事は、アメリカの奴隷制度を題材にした映画ってものすごく多いんです。

まあ実際に、観る方は正直かなりしんどいけど。。

でも、こうゆう暗い歴史をオープンに映画にして世界に発信してるアメリカはエンターテイメントの意味でやはり進んでるなと思います。

ある意味自国の恥を題材として、それを教訓として世界に知ってもらう。

 

最近の映画では『それでも夜は明ける』や『ジャンゴ』なんかは賞も受賞しましたね。

ちょっと昔の作品だけど『マンディンゴ』なんかは、覚悟して観た結果、やっぱり胸が締め付けられる思いでした汗

 

主人の実家があるルイジアナ州では、そこらじゅうにプランテーションや、

当時奴隷を所有していたオーナーの家があるんだとか。

訪れた際は、絶対行ってこの目で見てみたいです。

 

ということで、カラーパープル、本当に心が苦しいけれど是非観てほしいです!

前述しましたが、この映画は暴力シーンもあまりないし、不思議と勇気が貰えて最後には希望が見えてくるような映画です。

本当にオススメクラッカークラッカー