akg0513さんのブログ-101022_1706~01.jpg
『SNOOZER』っていう
凄く変わった視点で洋楽、邦楽分け隔てなく批評する音楽雑誌です。元『rockin on』に勤めていた田中宗一郎氏が会社を辞めて
独断で作り上げた雑誌でもあります。
何が面白いって、

今月号の特集タイトルが
「洋楽文化絶命カウントダウン」「キレイが足りなくないですか?」ってもう最高音符音符

ふざけてんのか本気なのかも俺にはわからんよ


さらに表紙をKINGS OF LEONってもう売る気ないよね?『rockin on』や『クロスビート』だったら、まぁBeatles、ローリングストーンズ、グリーンデイ、アークティック、Muse、オアシス、レディヘ、コープレくらいの人じゃないと表紙にできないよね。

でも、敢えて日本では人気の少ない
キングスオブレオン(海外ではトータル1100万枚売るほどの超大物)を表紙に持ってくるのが『スヌーザー』の魅力なんです。

そこに編集長の音楽に対する愛やエゴイズムを感じれます


まぁ、でも一番面白いのはやはり中身ですグッド!
凄くアーティストに対して、難しい質問とか厳しい質問を投げ掛けます。
あと、正直さが売りなのでアーティストを罵倒するような発言をチラホラ。笑


でも俺がこの雑誌に惹かれてしまう訳は
雑誌にクソ愛情注ぎこんでるのが伝わってくるからなんだよね。
表紙のアートワークから
中身の写真、インタビューの内容まで
凝ってるのがわかるのよ。

初めて読んだ時はムカついたよ。アーティストの悪口言ってたりしてさ。
でも読んでいくうちにその根本が悪意じゃなくて愛情から出たものっていうのが確かにわかるのよ。


なんかこの雑誌は
1つの表現であり
1枚のアルバムを聴いたような感覚になります。

本当にオススメです。