後悔ポイントその②寝室は暗いほうがいい? | 老楽の家

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老いを楽しむ家、老いても楽に暮らせる家。
私たちのこだわりを詰め込んだ家づくりの記録を綴ります。

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いきなりですが、問題です。

この写真を撮った時間は何時でしょうか?

答えは、朝5時30分 です。

 

この写真は昨日の朝、撮りました。

昨日、東京地方は朝からどんよりした曇り空。

くもりの日でも、わが家の朝の寝室はこれだけの明るさがあります。

晴れた日はもっと明るく。早朝から陽がさんさんと射し込みます。

 

「う~ん、今日もいい目覚め」(私)

 

「明るすぎて寝ていられないよ~」(ダンナさん)

 

うちの寝室、朝日がもろに入ってくるんです。

正面の引き違い窓が北、高窓が東になります。

 

寝室は、暗いほうがお好みですか?

明るいほうがお好みですか?

 

私たち夫婦は、睡眠のリズムも、寝ることに対する考え方も、

全く違います。

設計の時から、寝室づくりは悩ましいわぁ、と思いながらも、

将来をみすえつつ、最善を尽くしたつもりですが、

二人が納得する寝室には、どうやらならなかったようです。

夫婦別室がいちばんいいんですけれどね~

 
私は朝から明るい寝室、大歓迎なのですが、
パートナーが納得しない以上、
ここは、後悔ポイントとして認めざろうえません。

 

シャッターなし、カーテンの類なし。

そりゃあ、明るいですわね。

なんでカーテン付けないの?って突っ込まれそうですが。

引き違い窓には、実はシャッターがついておりまして。

カーテンはいらない、ってことにしました。

(私、カーテンの類は付けたくない派で、これは夫も納得)

シャッターを閉めると、こんな感じ。

シャッターを閉めても、あまり暗くならないので、

普段はほとんどシャッターを閉めません。

東の高窓から入ってくる陽射しって、とても強いんですね。

そりゃあ、そうですよね?

東から昇る太陽の光がもろに入ってくるんですから。

 

これ、本日快晴、朝7時15分の光の入り。

高窓からこれだけのするどい光が入ってきます。

(朝7時頃、私のベッドの枕あたりにちょうど光が当たります。眩しっ!)

こんなに鋭い光が当たるにも関わらず、

私がこの光を気にならないのは、私が、早起きだから。

毎朝、この光が当たる前には起きているからです。

朝寝坊のダンナさんが「寝られないよ~」と訴えるまで、

朝からこんなに光が入っていることに気が付きませんでした。

 

もともと東側の壁(カウンター側)は、

横すべり出し窓を付ける設計で進められていましたが、

ゆくゆくはテレビを置きたいね、って思うようになって、

最後の最後に、窓を高窓に変更しました。

この時、部屋の換気のことしか頭になく、

光の入りについては、全く考えませんでした。

ダンナさんは、建築中から「ヤバい」って思っていたみたいですが、

私は全く気が付かず。

むしろ、この高窓、私、大好きで、

ここに高窓造ってよかった~って思っているくらい。

光の入り方の変化が、1日を追っていくととてもおもしろいんです。

月明りだって、とってもきれい。

換気の面でも、とても優秀です。

この窓、日中はほぼ開けっ放し。

そのおかげで、寝室の空気はいつも循環しています。

 

ダンナさんのことを考えたら、そんなのんきなことを

言っている場合ではないのですが、手の打ちようがないんです。

カーテン屋さんにも、この場所に付けられるものが何かないか

相談したのですが、このチェーンオペレーターが邪魔するので、

取り付けは難しい、と言われました。

 

設計の時に、高窓の光がどう入ってくるのか考えられれば、

窓の位置や形を、他の場所に設置する検討をすることも、

あるいは壁にしてしまうこともできました。

今となっては、ダンナさんに泣いてもうらうしかありません。

 

いちばん上の写真を見て、あれ?朝5時30分なのに、

ダンナさん、寝てないの?って思われた方いると思いますが、

実は、うちのダンナさん、単身赴任なんです。

(もう9年目に突入なので、居ないのは慣れっこです)

ここで寝るのは週2日のお休みの日だけ。

せっかくのお休みの日に朝寝坊できないのは

ちょっとかわいそうに思いますが、今は週2日だけですから。

朝日が気になって寝られないのであれば、

アイマスクを使ってもらうことにしました。

単身赴任が解消されて自宅から通うようになったら、

朝、早起きしなくちゃならなくなるでしょうし、

朝日を浴びて起きることに感謝するようになるかも?

年をとったら、朝起きるのが早くなるとも聞きますし、

ダンナさんには、朝日に慣れていただくしかありません。

ごめんね。

 

寝室は、暗いほうがお好みですか?

明るいほうがお好みですか?

 

暗くもなり、明るくもできる柔軟性が

寝室には必要だったんじゃないかな?と

今更ながらに気づいてしまったのでした。

 

 

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