いきなりですが、問題です。
この写真を撮った時間は何時でしょうか?
答えは、朝5時30分 です。
この写真は昨日の朝、撮りました。
昨日、東京地方は朝からどんよりした曇り空。
くもりの日でも、わが家の朝の寝室はこれだけの明るさがあります。
晴れた日はもっと明るく。早朝から陽がさんさんと射し込みます。
「う~ん、今日もいい目覚め」(私)
「明るすぎて寝ていられないよ~」(ダンナさん)
うちの寝室、朝日がもろに入ってくるんです。
正面の引き違い窓が北、高窓が東になります。
寝室は、暗いほうがお好みですか?
明るいほうがお好みですか?
私たち夫婦は、睡眠のリズムも、寝ることに対する考え方も、
全く違います。
設計の時から、寝室づくりは悩ましいわぁ、と思いながらも、
将来をみすえつつ、最善を尽くしたつもりですが、
二人が納得する寝室には、どうやらならなかったようです。
夫婦別室がいちばんいいんですけれどね~
シャッターなし、カーテンの類なし。
そりゃあ、明るいですわね。
なんでカーテン付けないの?って突っ込まれそうですが。
引き違い窓には、実はシャッターがついておりまして。
カーテンはいらない、ってことにしました。
(私、カーテンの類は付けたくない派で、これは夫も納得)
シャッターを閉めると、こんな感じ。
シャッターを閉めても、あまり暗くならないので、
普段はほとんどシャッターを閉めません。
東の高窓から入ってくる陽射しって、とても強いんですね。
そりゃあ、そうですよね?
東から昇る太陽の光がもろに入ってくるんですから。
これ、本日快晴、朝7時15分の光の入り。
高窓からこれだけのするどい光が入ってきます。
(朝7時頃、私のベッドの枕あたりにちょうど光が当たります。眩しっ!)
こんなに鋭い光が当たるにも関わらず、
私がこの光を気にならないのは、私が、早起きだから。
毎朝、この光が当たる前には起きているからです。
朝寝坊のダンナさんが「寝られないよ~」と訴えるまで、
朝からこんなに光が入っていることに気が付きませんでした。
もともと東側の壁(カウンター側)は、
横すべり出し窓を付ける設計で進められていましたが、
ゆくゆくはテレビを置きたいね、って思うようになって、
最後の最後に、窓を高窓に変更しました。
この時、部屋の換気のことしか頭になく、
光の入りについては、全く考えませんでした。
ダンナさんは、建築中から「ヤバい」って思っていたみたいですが、
私は全く気が付かず。
むしろ、この高窓、私、大好きで、
ここに高窓造ってよかった~って思っているくらい。
光の入り方の変化が、1日を追っていくととてもおもしろいんです。
月明りだって、とってもきれい。
換気の面でも、とても優秀です。
この窓、日中はほぼ開けっ放し。
そのおかげで、寝室の空気はいつも循環しています。
ダンナさんのことを考えたら、そんなのんきなことを
言っている場合ではないのですが、手の打ちようがないんです。
カーテン屋さんにも、この場所に付けられるものが何かないか
相談したのですが、このチェーンオペレーターが邪魔するので、
取り付けは難しい、と言われました。
設計の時に、高窓の光がどう入ってくるのか考えられれば、
窓の位置や形を、他の場所に設置する検討をすることも、
あるいは壁にしてしまうこともできました。
今となっては、ダンナさんに泣いてもうらうしかありません。
いちばん上の写真を見て、あれ?朝5時30分なのに、
ダンナさん、寝てないの?って思われた方いると思いますが、
実は、うちのダンナさん、単身赴任なんです。
(もう9年目に突入なので、居ないのは慣れっこです)
ここで寝るのは週2日のお休みの日だけ。
せっかくのお休みの日に朝寝坊できないのは
ちょっとかわいそうに思いますが、今は週2日だけですから。
朝日が気になって寝られないのであれば、
アイマスクを使ってもらうことにしました。
単身赴任が解消されて自宅から通うようになったら、
朝、早起きしなくちゃならなくなるでしょうし、
朝日を浴びて起きることに感謝するようになるかも?
年をとったら、朝起きるのが早くなるとも聞きますし、
ダンナさんには、朝日に慣れていただくしかありません。
ごめんね。
寝室は、暗いほうがお好みですか?
明るいほうがお好みですか?
暗くもなり、明るくもできる柔軟性が
寝室には必要だったんじゃないかな?と
今更ながらに気づいてしまったのでした。