また、久しぶりの更新です💦

 

私は栄養学以外に「子どものメンタル」関連の勉強もしていて、簡単な資格も持っています。(だが、しかし本業はデザイナーです😄)

 

今回は「子どものメンタル」に関する記事になります。

 

※子どものメンタル関連に関しては、主に備忘録のために書いておりますが共有できることがあればと思っております。私の仮説が含まれていることがありますがご了承ください🙏

 

 

  反抗期は子どもの人生に必要なもの

 

ちょうどインスタグラムでも反抗期の大切さについて投稿したところです。

 

今まで読んだ沢山の育児関連の本、小児科や臨床心理士のかたのコラムや、実際に私の知人の助産師さんや心理士さんもよく仰ってるのは「反抗期は必要なもの」ということです。

 

「なぜ、反抗期が必要なのか?」

 

それが分かった時、私の頭の中の「小さな子どもの頃の私」がとても納得していました。

※実は、私の脳みその中には「小さな子どもの頃の私」が時々現れます。その子は、よく泣いています。私はあまり泣かない子だったのですが・・・。この辺りもまたいつか書きたいです。

 

では「反抗期が必要」な理由について、インスタグラムの内容をほぼそのままになりますが書きたいと思います💡

 

 

  息子の反抗期が楽しみ

 

最近、読んだ本やコラムで「反抗期」について書かれてるものが偶然いくつかありました。 

 

実は、私は息子の「反抗期」を楽しみにしている👦

 

 大変なんだろうけど「反抗期」は必要なものだと思うし、反抗期によって子どもたちは記憶には無いけど「幼い頃に遭った理不尽」を潜在意識からリセットし、「反抗期」を一緒に乗り越えてもらう事で信頼関係が深まるそうです。 この戦いは親にとっても人間として一皮剥けて成長できる機会なのだそうです。 

 

これは、もがきながら私も成長し、子どもの信用を得る千載一遇のチャンス‼️←大袈裟?😂 

 

もちろん、幼い頃から子どもの良き理解者で子ども自身も不満もなく安心感に満たされて育ち「反抗期のほとんどない子」もいてると思う😊

 

 ただ、不満や理不尽があっても「一切の反抗もできず我慢したまま」の子もいてる。

 

これは非常にまずいです。

 

 幼い頃の理不尽を解消できず生きづらさを抱え、本来なら親が向き合わなければいけない苦労までも子どもがたった1人で抱えたまま大人になる。

 

 我慢強い子、家族のために犠牲になる子、わがままも言わずに親の顔色や機嫌を伺い続ける子、自分が意見をする価値なんてないと思ってる子、本当にいるんです。

 

そして、結果的にそういう子ほど苦労しやすい。 解消できなかった幼い頃の理不尽は、自分の意思ではコントロールできないトラウマになって現れたりします。 

 

この記事を読んだ時、私は泣きました。 

 

親が反抗期から目を背け逃げた場合は、せっかく自分が成長するための気付きの好機を逃したことになる。いつか、精神的に成長した子どもから距離を置かれるかもしれません。

 

 

  幼少期の理不尽をリセットする

 

反抗期は一般的には「自立心の芽生え」「ホルモンの変化」と言われてます。 

 

そして、先ほども書いたように「幼い頃の理不尽や潜在意識の傷をリセットするため」にも必要なのだそうです👦👧 

 

 

【幼い頃の理不尽】とは? 

 

例えば、、、 

 

・生まれてすぐに「男の子が良かったのに」と言われた女の子赤ちゃん(その逆も)

 

・下の子が悪い場合でも「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なのに」と怒られていた 

 

・兄弟格差 ・人と比べられる ・親が「衣食住を与えてやってる感」を出す 

 

・体調が悪い時に「大袈裟な子」「弱すぎる」と決めつけられ、寄り添ってもらえない

 

・泣いてる理由を分かってもらえなかった 

 

・一切ほめられない ・邪魔者扱いされた 

 

・共感してもらえなかった 

 

・度の超えた介護や子守り(ヤングケアラー) 

 

・幼い頃から頼りない親を支えてきた(イネイブラー) 

 

親側は悪気が無かったり、あえて厳しくしてきた、赤ちゃんの頃なら記憶に残らないと思っていたこと(赤ちゃんの頃の出来事は潜在部分にしっかり残るそうです。この潜在意識が人格形成にかなり関わります)もあると思います。 

 

幼い頃に大人に理不尽に怒られ、自分に落ち度がなくても大人の言うことを聞くしかなかった子は「辻褄を合わせるため」に「自分が悪い」と思い込むようになる子もいます。

 

家族の中で悪者役を引き受けて家庭内のバランスを取るために犠牲になる子もいます。(スケープゴート) 

 

体格や体力が大人に近くなった頃、ようやく自分の意見を対等に言える頃に反抗期がやってきます。 

 

心の奥の自分でも気が付いていない傷、苦しみ、役割、緊張、孤独、自己否定を手放す機会なのです。 

 

そこで周りの大人が無視、暴力や暴言で子どもを批判したり抑圧すると、子どもは理不尽を解消しないまま大人になって一生苦しむことが多いです。 

 

理由が分からないけど自信が持てない、生きていていいのか分からない、無価値感、ネガティブ、不安感が強い、それは性格では無く「子どもの頃の理不尽」が潜在意識に残ったままで影響を与えています。

 

内面だけじゃなく、声が出ない、耳が聞こえにくい、過呼吸、胃痛、じっと出来ない、摂食障害など肉体面や健康面で苦しむこともあります。

 

 親も反抗期の子どもと向き合うことで成長します。子どもほど成長させてくれる存在はいないです。 

 

 

  理不尽を解消できないまま大人になった

 

「私は反抗期が無かった。理由があって反抗出来なかった。生きづらい、どうすればいいんでしょう」といった場合、まずは「自分は悪くない」「自分のせいにし過ぎてる」ことに気付くことが大切です。 

 

反抗期がなくても特に生きづらさや自己肯定感の低さを感じていない人は、親御さんが素晴らしい人で反抗する必要がなかったのかもしれません。

 

そうじゃなく「反抗ができなかった」タイプの人は、あまりに自己評価が低かったり、人間不信だったり、自分を責めすぎたり、ストレスで自分の感情や行動がコントロールできずに何かしらの精神疾患や発達障害のような症状が出ている人もいます。

 

まずは「自分は悪くない」ことに気づくことからスタートです。

 

続きは次回のブログに書きたいと思います。