わたしは雑談が苦手だ
幼稚園のお迎えの時も、おかあさんが数人で集まって何やら楽しそうに話をしている
そうした場に参加したいと思いつつも、何をそんなに話すことがあるのかといつも不思議でならない
自分にはそんなに話すことがない
わたしが興味がある内容は、他の人とはちょっとずれている気がする
興味のあることの対象もごく狭いから、そのことについては話せるけど他の話題にはついていけないことも多い
視野を広くしたいけれど、なかなかそれは難しい
それは子どもの頃から感じていた
わたしは他の人と何かが違う
他の人が深く考えずにぽんぽん喋っているように見えるが、それがわたしにはなぜか出来ない
こういう話をしたらどう思うかな、とか相手の表情とか、何気ない仕草、目の周りの筋肉が引き攣ったとか、つまらなそう、興味なさそうだなとか、そういうことを敏感に感じとってしまう
感じ取ってしまうと、その後どうしたらいいのかわからなくなる
途端に、続きを話していいのかとか、私と話していて楽しいと思っていてくれているかなあとか、何を話していいのやらわからなくなって、頭が真っ白になってしまう
みんなのように雑談をしたいのに出来なくてさみしくなったり悲しくなってしまう
最近、HSP気質という言葉を知った
HSP気質というのは繊細な感覚を持ち合わせている人で、そうでない人と比べて日常の些細なことにすごく疲れやすい
こういう人は結構な割合でいるらしい
診断をしてみると、わたしもめっちゃHSP気質に当てはまっている
大まかに4つの特徴があるみたいなんだけど、HSS型・刺激追求型HSPというのによく当てはまっている
HSS型・刺激追求型HSP
よく言われる表現だと「アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる」ような矛盾を抱えている人
・新しいものが好きで飛びつくが、すぐに飽きてしまう
・外に出かけるのは好きだが、人混みや騒音などで帰ってからぐったりしてしまう
・周りからは明るく社交的で元気と言われるが、実はそうではない
・周りからは落ち着いていると言われるが、実は心の中で焦っている
・初対面で打ち解けるのは得意だが、だんだん疲れて距離ができる
・大胆な行動をとるわりに、些細なミスを引きずってしまう
・好奇心旺盛ではあるが、常にどこかで警戒している
引用 COE JOB
めーっちゃ当てはまってる!!
本当は人が好きで仲良くなりたいのになかなか距離が縮まらない、だんだん距離ができてしまう、疲れて結局一人が楽やんってなる
旅行とかも好きだしどこでも行ってみたいけれど、安心できる人と安心できる環境でないと疲れてしまうので行きたくなくなってしまう
周りのガチャガチャした雰囲気に疲れてしまう
ギャルっぽい若い子や今時の感じの人が苦手
落ち着いた雰囲気の人とか、自分より年上で包容力がある人、一回りくらい上の年齢の方だと安心できる
行動力があって割と挑戦できる方なんだけど、一度上手くいかないことがあると慌てふためく
精神的にダメージを受けるとこの世の終わりかのような心境になって立ち直るのに時間がかかる
他の人と自分を比べて虚しくなったり悲観しがち
ってざっと書いてみたけれど、客観的にみてもすごく生きづらそうだわ(笑)
矛盾した自分が一つの体に収まっているからどっちが本当の自分なのかわからなくなるし、その時の環境によって明るくポジティブな自分とネガティブで暗い自分のどっちかが強く出てくる
人とわいわいしたりキャッキャしたりしたいのに疲れてしまうから、結局一人なんだよね
私は一人でいる時や家族といる時が一番安心していられる
ムリに人と仲良くなろうとしなくてもいいんだけど、役員とか、どうしても人と協調してやらなければならないことがあるからそういう時はちょっと辛い
楽に考えられたらいいんだけどな
雑談も苦手なんだけど、HSPカウンセラーの方の話によると、上手く話そうとしたりオチを作らなきゃと思うから緊張してしまう
だから、上手く話そうとせずに相手の話を聞くスタンスで、会話というよりは笑顔だったり表情、身振り手振りなどのノンバーバルコミュニケーションを大切にした方がいいと学んだ
何を話したらいいかとか、どう話したらいいかとかばかり考えていたので、相手の話を聞いたり相槌を打ったりする「聞き役」に徹っしてするようにしようと思った
人は誰でも自分の話を聞いてほしいと思うもの
相手の話を聞いて相手を気持ちよくさせよう
私の話や思いは外では控えめに、このブログや家族などに話すようにしようと思う
上手く話そうとしなくていい、聞き役になって相手を楽しんでもらえればいい
そう思ったら気が楽になった
さあ、今日は誰の話を聞きに行こうかな♪